公式のリリース順にブログ更新しているけど、12月28日に一気にドバっと移籍情報がリリースされた時、退団⇒加入の順だったからね。
直近は退団選手に関する記事ばっかりで、中々「喜ばしい!」という気持ちでは書けなかったけど、今回からは4連続で加入選手の記事となる。
最初は、田中達也選手。
大分トリニータより完全移籍加入となった。
田中選手は福岡県出身の28歳。
中学時代はアビスパ福岡の下部組織に属し、高校からは福岡、いや全国でもサッカー名門校で有名な東福岡高校に入学。
そこから大学は九州産業大学へと進学。
ここは個人的に渋いところ行ったなー!という感想。
大学サッカーで最もレベルが高いと言われているのは、関東大学サッカーリーグ、次いで関西、次に九州という印象。
プロを目指す上で最も一般的な方法であるのが、関東や関西の1部リーグに属する大学へ進学し、チームメイトとの競争やレベルが高い対戦相手との戦いを経て成長し、プロからオファーを貰うというもの。
また、それでなくても強豪であれば、強いリーグや、リーグ戦の結果により出場可否が決まる選手権大会に出られる可能性が高まり、アピールの場が増えることにもなる。
九州大学サッカー事情では、一昔前は福岡大学(坪井慶介氏(元浦和)・木本恭生選手(C大阪⇒名古屋)・田村友氏(元浦和⇒引退))、最近は鹿屋体育大学(松田天馬選手(湘南⇒京都))が覇権を握っており、九州産業大学はあまり有名ではない。
だから渋いなーと思った次第。
ただ、強豪と呼ばれる大学には、基本的に入部時にはセレクションがあり、誰でも入部できるというものではないため、セレクションに不合格となったという可能性もある。
あと一つ選択肢としては、あえて強豪とは言えない大学に進学することで、出場機会を得られる可能性は高まるということ。
強豪大学にはそれこそ、全国高校サッカー選手権に出場したり、Jユース出身選手がひしめき合うので、その競争に勝つのも並大抵のことではないからね。
大学サッカーに関する述懐が長くなってしまったのでここら辺にしよう。
在学中からロアッソ熊本の強化指定選手であり、在学中にも4試合試合出場経験あり。
大学を卒業し正式にロアッソ熊本に加入後、FC岐阜への1シーズンの期限付き移籍を経験しつつも、J2で通算95試合11得点を記録(特別指定期間含む)。
2019シーズンにはガンバ大阪に加入し、リーグ戦で8試合に出場するも、シーズン途中で大分トリニータへ移籍。
2020シーズンは8得点でチーム得点王だ。
ガンバから大分へ移籍した理由はネット上では色々書いてあるけど、ここは特に触れないでおく。
多くのサポーターが、田中選手に相当期待していると思うけど、私もその内の一人。
理由としては、「レッズの弱点だった実力あるサイドアタッカー」「元祖ワンダーボーイと同姓同名」の2点だろう。
1つ目について、田中選手のプレースタイル指標は、ドリブルチャンス・クロスチャンス力が高い、正しくサイドアタッカーという感じ。
加えて、決定力も高く、レッズの攻撃力アップに一役買ってくれそう。
指標が近い選手も、名古屋の前田選手、横浜FCの松尾選手、C大阪の坂元選手ら、いわゆる「ドリブラー」と呼ばれる選手がズラリ。
ただ守備能力は高くなさそうだから、バックラインの同サイドには守備力のある選手を起用しないと危険かな。
また、識者曰く、コンビネーションプレーで打開する選手という訳ではないようなので、リカルド監督がそこをどう判断するか。
逆に言えば、局面打開を単独で可能だから、それはそれで貴重だけれどね。
そして2つ目、レッズの元エース、現新潟の田中達也選手と同姓同名。
これで彼への期待は5割くらい増している気がする笑
また、本日の報道によると、背番号は11になる模様。
ちょうど11番空いたし、恐らくユニフォームの売上もかなり期待できるから、クラブとしては願ったり叶ったりだろう。
田中選手も、かつての田中選手に憧れているとコメントしているし、ポジションは多少違えど、同じくらいワクワクするプレーを見せてくれることを期待!
データ引用元:Football LAB