年始の恒例行事、箱根駅伝の往路が終わってしまった…。
始まる前は楽しみで仕方ないだけに、半分が終わっただけでもう喪失感がすごいなぁ。
さて、気を取り直して残りの移籍情報の更新をば。
杉本健勇選手のジュビロ磐田への期限付き移籍が決定。
杉本選手は2019シーズンからレッズに所属し、今シーズンで3シーズン目。
開幕前に興梠選手の負傷、またレオナルド選手の中国への電撃移籍が決定した関係から、チームはFW不足に陥り、自ずと杉本選手にかかる期待は大きなものに。
しかし、チームの低調な出来もあったものの、16試合出場で2ゴールと、その期待に沿った活躍ができたとは言い難い。
また、チームはユンカー選手や江坂選手を補強し、杉本選手も興梠選手同様に、出場機会が限定的に。
そんな中で、川崎から覇権奪還を目論む横浜FMと、杉本選手の出場機会増加要望がマッチしたか、シーズン途中に横浜FMへと期限付き移籍。
横浜FMでは、11試合出場の3ゴールと、出場時間からすればそこそこ活躍した?と思えなくもない。
ただ、彼に期待される活躍は、2017シーズンのC大阪時代に残した、得点王争いに絡むレベルものであるはず。
レッズも横浜FMもその基準に満たないと判断したか、昇格組の磐田へと期限付き移籍することに。
2021シーズンはプレースタイル指標がないため、2020シーズンのものを引っ張ってきたが、当時のレッズの出来を考えると、めちゃくちゃ奮闘していたといえるのではないかという数値。
敵陣空中戦力MAXだし、ヘディングシュート力も高いし、それ以外の数値も悪くない。
磐田はルキアン選手を福岡に、小川選手を横浜FCに放出しており、軸となるCFを探していたのだろう。
既に山中選手の記事でも書いたが、両名が同時加入した際に夢見た、山中選手⇒杉本選手ホットラインは、完全と期限付きという違いはあれど、奇しくも同じシーズンをもってチームを離れることで、雲散霧消となってしまった。
レッズとしては、興梠選手が札幌に移籍してしまったため、残るFWはユンカー選手と木下選手、来シーズン加入内定の京都橘高校の木原選手しかいない。
モーベルグ選手のように、海外選手の加入にある程度目途がついているのか、もしくは昨シーズンもFWがいないような布陣で戦っていたこともあるため、それを継続するのか。
リカルド監督・西野TDの作戦はいかに。
データ出典元:Football LAB