和製コルドバが追いかける、赤き血のイレブン達。

浦和レッズと読了書籍についてマイペースに。

【試合レビュー】【DAZN観戦】「逆風吹き荒れる展開も勝ち切る強さ!」リーグ戦第19節*サガン鳥栖戦(○2-1)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:サガン鳥栖戦

 

荻原選手の復帰に伴い、馬渡選手がベンチ外となったことが、前節湘南戦からのメンバー入り選手の唯一の変更。

 

また、中2日という日程面を考慮してか、関根選手と興梠選手はベンチスタートとなり、カンテ選手と髙橋選手が先発に。

 

[前半]

鬼門、駅前スタジアムということもあり、不安を感じざるを得ない一戦だが、いきなりその悪い予感が的中。

 

8分、特段崩されたわけではないのに、右サイドからのクロスに対して対応が甘くなり、長沼選手にヘディングシュートを許し、失点。

 

中2日ということで疲労感もあったのかもしれないが、少しゆるい試合の入りになったところを狙われた。

 

しかし、3分後にレッズが同点弾を記録。

 

右サイドを大久保選手と伊藤選手のパス交換で突破し、伊藤選手が中央にグラウンダーのクロスを入れると、カンテ選手がトラップから右足を一閃。

 

GKとニアポストの狭い空間を撃ち抜き、即座に追いついた。

 

このゴールは大きかった。

 

レッズにとっては、先制パンチを喰らって浮足立つ場面だし、鳥栖はその混乱に乗じて畳みかけることが可能になる。

 

ただ同点ゴールにより、レッズは精神的に落ち着きを取り戻せたし、逆に鳥栖に対しては、アドバンテージを早々に消されたというダメージを与えることに成功した。

 

鳥栖はGKも含めて丁寧にパスで繋いでくるスタイル。

 

また、アタッキングエリアのパス交換も中々上手く、川井監督のスタイル浸透が見て取れる。

 

ただ、決定的なピンチがあるわけではなく、失点以降はレッズも集中した守備を披露。

 

そして逆転勝ちが増えてきているレッズは、この試合でもその真価を発揮。

 

38分にカンテ選手がハーフライン付近でファールを受け、FKで再開の場面。

 

ここで岩尾選手が意表を突いたロングシュートを選択。

 

相手GKは前に出ていたため、戻り切れずにボールはゴールマウスへ。

 

超ロングシュートが決まり、レッズが前半の内に逆転!

 

前節も岩尾選手は前線へのフィードで得点に絡んでいたが、このシーンでは直接ゴールを強襲。

 

スコアをひっくり返した状態で試合は後半に突入する。

 

[後半]

レッズは中2日の影響を感じさせない動きで、鳥栖のパス回しに対抗。

 

ロングボールに対してはディフェンスラインが強さを見せるし、中盤は強度を高くしてボールカットからしばしばチャンスを創出。

 

個人で目立ったのは、伊藤選手と大久保選手。

 

伊藤選手は中盤のフィルターとして、防波堤としての役割が非常に大きかった。

 

デュエルに勝ってのボール奪取、またそこから持ち運んでのフィニッシュなど、日本代表選出の肩書に恥じない働き。

 

また、大久保選手は得意のドリブル突破こそあまりなかったが、今節はパスの精度と判断が良かったように思う。

 

前半には髙橋選手に惜しいクロスを供給し、後半には裏へ走る酒井選手へ完璧なスルーパスを通して決定機を演出。

 

ワンステップ上の選手になるためには、もっと数字を残すことが必要であることは変わらないが、チーム内チャンスビルディングポイントトップであるだけのことはあると思った。

 

さて、試合は期待の早川選手も後半半ばころから長い時間観られるという私得の展開。

 

この時間帯から投入されるって、本当に戦力として考えられているんだよね。

 

追加点は取れなかったため、試合終盤は過去のトラウマも思い出されて嫌な予感がしたが、結局同点ゴールは許さず。

 

藤田選手のロングスローは凄かった。

 

[試合後]

  • アウェイサガン鳥栖
  • 中2日
  • 明本選手離脱中
  • 8分で先制を許す

という滅茶苦茶逆風吹き荒れてる展開にもかかわらず、逆転勝ちで勝点3を持って帰ってきたところは、本当に強さを感じた。

 

次節も1回目の対戦では敗北したFC東京。

 

埼スタでリベンジだ。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

後日更新予定

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

後日更新予定

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

後日更新予定

 

[ベストイレブン]

後日更新予定

 

[リーグ戦通算成績]

後日更新予定

 

データ引用元:Football LAB

 

【試合レビュー】【DAZN観戦】「攻撃陣の奮起が待たれる」リーグ戦第18節*川崎フロンターレ戦(△1-1)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:川崎フロンターレ戦

 

累積警告の影響で出場停止となった右SBには明本選手、左SBには荻原選手を配置。

 

そして左サイドハーフにはなんと髙橋選手を抜擢。

 

本職はFWだが、高さと運動量、また守備面での貢献を求めたか。

 

[前半]

前半序盤はレッズが攻勢に出る。


スローインの流れから、カンテ選手が落として大久保選手の左足シュートがゴールを強襲も、上福元選手のセーブに遭う。


前からのプレスが功を奏し、川崎に自由を与えていない。


久しぶりに前半の得点が観られるか…と思ったものの、その後は川崎に盛り返される展開に。


ビルドアップ、パスコースの作り方には川崎に一日の長がある。


レッズのプレスは徐々にハマらなくなり、無駄走りが多くなっていった。


個人では、家長選手と上福元選手。


家長選手は相変わらずのボールキープ力で攻撃の起点となる。


それに加えて危険なところに縦パスを入れてくるもんだから厄介なことこの上ない。


上福元選手は、キックの精度と判断力が抜群。


空いている選手に精度の高いパスを通されてしまうので、レッズのプレスが無力化されていた。


それでも守備は堅いレッズ。


あまり危険なシーンも許さないまま後半へ。

 

[後半]

後半、髙橋選手下げて関根選手を投入。


点を取りに行くメッセージを明確にしたスコルジャ監督。


それが実ったのは53分。


DAZNでは残念ながら直前のプレーのリプレイ中だったため観られなかったが、川崎のDFライン裏へのボールを上福元選手が飛び出してクリアするも、これが関根選手の足下へ。


しっかりとゴールマウスを狙ったロングシュートは見事にネットを揺らし、レッズが先制する。


ところがその5分後、西川選手がバックパスをコントロールミス。


ボールはそのままゴールに転がり、同点になってしまう。


ミスはミスなんだけれど、引きずっていても仕方なし。


むしろこれまで守備陣に助けられてきた攻撃陣の奮起に期待したいところ…なのだが、今日のレッズはここからが残念だった。


78分、途中出場の川崎の小塚選手が、ショルツ選手に対する危険なタックルで一発退場となり、レッズは数的優位に立つ。


しかし、数的優位にも関わらず、その影響が悪い意味で感じられない。


ボールは保持できても、危険なアタックを繰り出せず、シュートまで持ち込めない。


パスの出し手と受け手の意志が噛み合っておらず、川崎にボールをカットされること多数。


また、球際も軽く、すぐにボールを失うことがしばしば。


これには、久しぶりにテレビの前で悪態をついてしまった…笑


むしろやることが明確になった川崎に攻め込まれ、ヒヤリとするシーンを作られる場面も。


数的優位を活かせなかったレッズは、消化不良の引分に終わった。

 

[試合後]

今日は勝てる試合を自ら放棄したという印象。

 

ただ、西川選手を責める気にはなれない。

 

ここまで、好セーブで幾度となくチームを救ってくれた。

 

福岡戦など、西川選手のおかげで勝点を獲得できた試合もある。

 

同じことを言い続けることになるが、攻撃陣の奮起が待たれる。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

データ引用元:Football LAB

 

【試合レビュー】【現地観戦】「早川選手はフィニッシャーとして期待したい」リーグ戦第16節*鹿島アントラーズ戦(△0-0)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:鹿島アントラーズ戦

 

スコルジャ監督は、勝利後の試合でもメンバー変更を厭わない。

 

好調鹿島との試合、ボランチには安居選手と伊藤選手の流経大コンビを並べた。

 

リンセン選手は左サイドに配置され、前節の広島戦で動きのキレていた関根選手がトップ下に。

 

ベンチには早川選手が復帰。

 

[前半]

前半開始から暫くは、鹿島のペースが続く。

 

各選手の距離感が良く、レッズは鹿島のパス回しに対して後手を踏むことに。

 

○○分には、CKの二次攻撃から、鹿島のシュートのこぼれ球がフリーの鈴木選手に渡ってしまう大ピンチ。

 

しかし、鈴木選手のシュートは西川選手がセービング。

 

今思うと、鹿島の攻撃はここいらがピーク。

 

以降は、レッズが盛り返しを見せていく。

 

ガンバ戦同様に、興梠選手とリンセン選手の2トップの出来はイマイチだが、前節の広島戦で動きの良かった関根選手が攻撃を牽引。

 

主に左サイドで、単騎もしくは明本選手とコンビで打開を図る。

 

○○分には前半最大のチャンス。

 

関根選手のパスでペナルティエリア左、ゴールライン際を攻めた明本選手が中央へ折り返すと、これが相手DFに当たってゴール方向へ。

 

しかしこれはポストに跳ね返され、ゴールとはならず。

 

相変わらずスタートは良くないものの、今日は前半の内から徐々に改善の兆しを見せたレッズ。

 

いつも通り(?)試合はスコアレスで後半へ。

 

[後半]

レッズは後半開始からリンセン選手に代えて岩尾選手を投入。

 

安居選手をトップ下に上げる。

 

岩尾選手がいつも通り、ディフェンスラインまで下がってボール回しに参加することで、ビルドアップが安定。

 

また、相手の攻撃はCBコンビが封殺と、ゲームをコントロールし始めるレッズだが、相手守備陣を破る攻撃陣の迫力がやはり今一歩足りない。

 

ピンチはないものの、シュートチャンスも中々訪れない、ジリジリした展開が続く。

 

何度か相手のミスでシュートチャンスに繋がりそうなシーンもあったが、いずれもDFにシュートを撃つ前に回収されてしまう。

 

途中出場のカンテ選手・早川選手・モーベルグ選手・荻原選手も果敢にゴールを目指す。

 

そしてこの試合最後のチャンスはアディショナルタイム、酒井選手の鬼気迫るボール奪取から攻撃を展開。

 

荻原選手のクロスにカンテ選手がヘディングで合わせるも、相手GKのファインセーブに阻まれてしまった。

 

どちらも守備で高い集中力を保った両チーム。

 

スコアレスドローで勝点1を分け合う結果となった。

 

[試合後]

試合のレビューはここ以外に記載しているので、初めて拝見することとなった早川選手に関して。

 

彼はシュートに専念させる方が、よりよい働きができるかも。

 

というのは、キックが上手そうだから。

 

ハーフタイムに荻原選手とロングキックを蹴り合っていたが、逆足の右足で、正確で低く速いロングパスをこともなげに蹴っていた。

 

ネットに上がっているプレー集でも、チャンスを確実に決め切るシュート精度の良さが光っており、個人的には「フィニッシャー」としての期待がかかる選手だと思った。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ


どちらのチームもゴール期待値は1以下と、堅い試合となった。

 

数字上はレッズの方がゴールに近かったということだが、試合の印象としては五分五分といったところかなと思う。

 

これまでと同様のコメントになるが、レッズは相手の堅守を打ち破る攻撃力の構築が課題。

 

こういったチーム相手にも、個人で、そして組織で点を取るための精度を高めていってほしい所。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:攻撃

 

攻撃トップはショルツ選手。

 

ショルツ選手はドリブルの持ち運びはもちろん、縦パスのタイミングと精度が素晴らしい。

 

右サイドで出場することの多い、酒井選手や大久保選手、モーベルグ選手らに対し、受け手に優しいパスを供給している。

 

守備も相変わらず堅牢だし、未だに受けた警告はゼロ。

 

ショルツ選手がレッズにいる内に、何とかリーグ制覇を…。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント:守備

 

[ベストイレブン]

レッズからの選出はなし。

 

[リーグ戦通算成績]

リーグ戦通算成績_2023シーズン

 

データ引用元:Football LAB

【試合レビュー】【DAZN観戦】「関根選手復調の気配!」リーグ戦第12節*湘南ベルマーレ戦(○4-1)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:湘南ベルマーレ戦

 

左SBは、明本選手と荻原選手の相次ぐ負傷による離脱により、大畑選手が抜擢された。

 

ベンチには前節、ベンチ外の早川選手が戻った他、ここ最近はメンバー入りが定着してきた髙橋選手。

 

[前半]

前半から攻勢をかけたのはホームのレッズ。


開始1分も経たない内に、関根選手のドリブル突破から、大久保選手→安居選手と繋がる決定機を生み出すが、シュートはGK正面。


最近動きにキレが戻ってきた関根選手が攻撃を牽引。


そんな中レッズは久しぶりに前半で得点する。


岩尾選手が最終ラインでボールを持つと、前線に虚をついたロングパス。


これに反応した大畑選手が完璧なコントロールで抜け出し、中央へクロス。


これに走り込んだ興梠選手が合わせて先制点!


全員素晴らしいプレーだったけど、大畑選手のコントロールが全てだったかな。


自身のコントロール下にあり、相手の前に入り、かつ次のプレーまで速やかに移れる。


何度でも観られるプレー。


結果的にレッズはこの1得点に留まるが、もう2・3点は得点していてもおかしくなかった。


冒頭に記載した安居選手のシュート、興梠選手の1対1、こぼれ球に反応した大畑選手など。

 

湘南の攻撃では、町野選手が中央でクロスを合わせたシーン、杉岡選手のFKのシーンはちょっと危なかったが、試合は1点リードで後半へ。

[後半]

後半、早めに追加点を取り、試合をさらに優位に進めたいレッズが攻める。


しかし、取れる時に取らないと…という試合の典型か、ワンチャンスを活かされてしまう。


53分に右サイドからのクロスを大橋選手に合わせられてまさかの失点。


スタジアムに不穏な空気が…。


だが今日は好調の関根選手がそんな空気を断ち切る。


61分、ペナルティエリア前、中央やや左でボールを持つと、個人技で対面の選手を外して右足シュート。


これがポストを叩いてゴールに収まり、レッズが勝ち越しに成功。


更に65分には、安居選手の見事な持ち出しから、右サイド大久保選手へ。


大久保選手がそのままドリブルで駆け上がって中央へゴロパスを送ると、走り込んだ関根選手が合わせて2点差とする。


更に更に67分には、大久保選手のスルーパスに抜け出した関根選手がGKも交わしてシュート‼︎


これが決まって電光石火のハットトリック…かと思ったが、残念ながらオフサイドの判定。


しかしながら、関根選手の今シーズンのここまでの不調を払拭する2ゴールでリードを得たレッズ。


その後も攻勢は緩めず、途中出場のカンテ選手の決定的なシュートなど、更に点差を広げるべく奮闘。


湘南は同点後の勢いを完全に削がれ、レッズが主導権を握る。


アディショナルタイムには、馬渡選手のクロスを相手DFがクリアミス。


こぼれ球をカンテ選手が蹴り込んでダメ押し。


レッズが4得点快勝で4位に浮上した。

 

[試合後]

最下位に沈む湘南相手とは言え、4得点は気持ち良いもの。


上位陣に同じ試合ができるわけではないと思うけど、ひとつのキッカケになって欲しい試合だった。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ


決定的なシーンを得点シーン以外にも複数創出していたからか、さすがにゴール期待値は今季平均を大きく上回った。

 

シュートは19本、枠内シュートは約半数の10本と、4得点も納得の結果。

 

ただ湘南もゴール期待値という意味では、実は今季平均ではレッズを上回っており、攻撃面ではそこまで悪くないことが伺える。

 

ただ、前節の鳥栖には6失点、今節も4失点と、守備の崩壊を何とかしないことには、残留争いに向けて暗雲が漂う。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:ドリブル

チャンスビルディングポイント:シュート

 

今節は関根選手に尽きるでしょう。

 

ドリブルで湘南守備陣を混乱に陥れ、正確なシュートで2得点。

 

守備でもパスコースの限定に奔走。

 

今節のMOM間違いなしの活躍。

 

シーズン開幕から中々調子が上がらず、2列目の破壊力不足が叫ばれる状況は、忸怩たる想いでいたはず。

 

復調の気配が漂う関根選手が、次節以降も攻撃を牽引していってくれることを大いに期待したい。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


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[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_守備



あんまりチェックしない間に大久保選手が攻撃ポイントのトップになってた。

 

[リーグ戦通算成績]

リーグ戦通算成績_2023シーズン

 

データ引用元:Football LAB

 

【試合レビュー】【DAZN観戦】「これぞ10番」リーグ戦第15節*京都サンガF.C.戦(○2-0)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:京都サンガF.C.戦

 

前節は福岡相手に勝点1をもぎ取ったレッズ。

 

今節の相手は、昨シーズンの開幕戦に煮え湯を飲まされた京都。

 

私も久しぶりに遠方アウェイでの観戦に興じていたが、あの日は気候も試合も、総じて寒かったな…。

www.zeniya47.tokyo

 

さて、レッズは右SBに酒井選手が復帰し、左SBは古巣対戦となる荻原選手。

 

モーベルグ選手も久しぶりにベンチ入り。

 

[前半]

前半開始早々、京都のDFがレッズの選手を捕まえきれずに右サイドで大久保選手がフリーに。

 

グラウンダーの折り返しを安居選手がフリーでシュートも枠外へ。

 

いきなりのチャンスで、今日はイケイケか?と思ったが、その後は京都のプレスに手を焼き、押され気味に。

 

岩尾選手が低い位置でボールをロストし、決定的なシュートを撃たれるシーンもあり、難しい展開を強いられる(多分ファールだったと思うけど)。

 

京都のキジェ監督が志向するハイプレスサッカーに対し、ビルドアップが安定しないことから、攻めの形を作れない。

 

福岡戦同様に、我慢の展開を強いられる試合は後半勝負へ。

 

[後半]

後半開始と同時にモーベルグ選手が投入されると、同選手が久しぶりのリーグ戦の出場で躍動。

 

52分、ゴール前で得たFKをモーベルグ選手が蹴るが、これは壁に当たり跳ね返る。

 

これを再びモーベルグ選手が拾って前進。

 

右足クロスを供給すると、ゴール前で合わせたのは興梠選手!

 

エースの一撃でレッズが先制。

 

試合終了間際には、セットプレーのキッカーのモーベルグ選手が、伊藤選手へ横パス。

 

伊藤選手がシュートすると相手キーパーが弾き、詰めていたカンテ選手が決めて大きな追加点。

 

試合はそのまま2-0で終了。

 

昨シーズン開幕戦のリベンジを達成した。

 

[試合後]

プレスが厳しい相手に対して手を焼きつつ、耐えるところを耐え、しっかりとチャンスをモノにしたといえる試合。

 

モーベルグ選手の復調の兆しも見られ、これぞ10番という働きを見せてくれた。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ

 

各数値を見比べても、概ね劣勢もしくは五分五分。

 

それでもアウェイの地で勝点3を獲得したことが全てかな、この試合に関しては。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:クロス



今節は何といってもモーベルグ選手でしょう。

 

シーズンイン当初は全くと言っていいほどコンディションが上がらず、ドリブルにキレが感じられなかったが、今節は躍動。

 

興梠選手へのアシストは、まさにドンピシャリのクロスが見事だった。

 

今のレッズは、前線の選手たち、とくに2列目の選手の攻撃力不足が顕著。

 

モーベルグ選手の復調は、そんなレッズにとって願ってもないグッドニュース。

 

レッズの10番、エースのシーズンがようやく始まったのかもしれない。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


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データ引用元:Football LAB

【試合レビュー】【DAZN観戦】「勝点1をもぎ取った試合」リーグ戦第14節*アビスパ福岡戦(△0-0)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:アビスパ福岡戦

 

スタメン・サブは上記。

 

小泉選手がベンチ外となり、安居選手がトップ下でスタメン起用。

 

ベンチには個人的に期待の早川選手。

 

[前半]

福岡の戦い方は、前節のガンバと似てシンプル。

 

前線の山岸選手にロングボールを放り込むやり方が多かった。

 

ただこれまではよく知らなかったのだが、この山岸選手が中々に競り合いが強い。

 

もちろんレッズのCBも強いので、簡単にやらせているわけではないが、ディフェンスラインを押し下げられつつあった。

 

攻撃面はここ最近の課題が引き続き。

 

前節は2トップを採用して上手くいかなかったためか、今節はスタートからいつもの陣形に戻した。

 

ただ、効果的なアタックはあまり観られず。

 

ゴールに迫ったシーンでは、荻原選手のクロスを興梠選手が収め、フェイントで相手を交わしてから折り返し。

 

安居選手が詰めてネットを揺らしたが、興梠選手のハンドを取られてノーゴールの判定。

 

まぁテレビで観てても「ハンドでは?」って思えるほどだったから仕方ないね。

 

前半はスコアレスで後半へ。

 

[後半]

後半も相変わらず堅守の福岡を攻めあぐねるシーンが続く。

 

中央が固いので、サイドから突破口を開きたいところだが、関根選手と大久保選手も今日はあまり動きが良くなく。

 

一方でレッズ守備陣は本日も奮闘。

 

特に西川選手が鬼神のような働きぶり。

 

61分にはルキアン選手の鋭いミドルシュートをがっちりキャッチする離れ業。

 

グローブにマグネットでもついてるのかと勘違いするような吸着ぶり。

 

続けて62分にはビルドアップのミスからボールを失い、クロスをゴール至近距離で合わせられる大ピンチも、西川選手がセーブ。

 

この時間帯はいつ失点してもおかしくないシーンが続いたが、何とか無失点で切り抜ける。

 

反撃に出たいレッズだが、明本選手の負傷による交代や、途中出場のシャルク選手・カンテ選手・平野選手らもイマイチ噛み合わず。

 

チャンスシーンは、シャルク選手のスルーパスに大久保選手が、平野選手のスルーパスに馬渡選手が、それぞれ抜け出してシュートを放ったシーン。

 

しかしいずれも、相手GKに防がれ得点ならず。

 

スコアレスドローで勝点1にとどまった。

 

[試合後]

得点機はあったものの、決定的な場面を作り出していたのは、どちらかと言えば福岡だったように思う。

 

だから今節は、勝点1をもぎ取った、という表現がしっくりくる。

 

強いチームは、こんな試合でもセットプレーから点を取って勝ってしまうんだろうけど…。

 

まだまだ伸びしろがある、ということかな。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ

 

ボール支配率は上回っているが、典型的な攻めあぐねた試合。

 

ゴール期待値は低く、シュート数・枠内シュート数いずれも福岡を下回った。

 

守備陣の奮闘ぶりには目を見張るが、一方で攻撃陣の破壊力不足は火を見るよりも明らか。

 

スコルジャ監督も頭を悩ませているところではあろうものの、まずは何とか、既存の選手達の配置や活かし方で改善を図ってほしい。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


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データ引用元:Football LAB

【試合レビュー】【DAZN観戦】「あなた本当にCBですか?笑」リーグ戦第13節*ガンバ大阪戦(○3-1)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:ガンバ大阪戦


前節の鳥栖戦は、AFCアジアチャンピオンズリーグ決勝、アルヒラル戦の反動か、ホームで0-2の完敗となってしまったレッズ。

 

上位追撃のため、連敗は避けたい中で迎えるは、不調にあえぐガンバ大阪。

 

レッズは不動のスタメンとして起用され続けてきた伊藤選手と大久保選手がベンチとなり、リンセン選手がFW、安居選手がボランチとして先発。

 

リンセン選手は第9節の川崎戦でリーグ戦初ゴールを記録。

 

簡単なゴールではなかっただけに、2ゴール目にも期待がかかる。

 

[前半]

前半、一言で表現するとレッズは苦戦。

 

ガンバ守備網を崩せず、ボールは中盤から後ろを右往左往。

 

FWとして先発したリンセン選手と興梠選手のコンビネーションもイマイチで、チャンス創出に至らない。

 

大久保選手がベンチスタートであることから、ドリブルで突破を図れる選手が関根選手のみであることも痛い。

 

一方のガンバは、手数をかけずにFWのジェバリ選手へロングボールを供給し、セカンドボールを回収して攻めてこようとする。

 

あまり人数をかけない単発の攻撃であり、さほど脅威ではなかったのだが、23分にジェバリ選手のドリブルシュートが決まってしまい失点する。

 

先制点を奪われてしまうと、引いて守る相手を崩すのは困難になる。

 

有効打を放てないまま迎えた前半アディショナルタイム、岩尾選手のスルーパスがペナルティエリア内の興梠選手に通る。

 

興梠選手が中央へ折り返すと、これが相手DFの手に当たりPKを獲得。

 

PK職人、ショルツ選手がしっかりと決め切り、時間帯としても非常に大きな同点ゴールを奪取。

 

正直、上手くいっていなかった前半、しかも終了間際に追いつけたことは、レッズにとっては後半に向けて勢いのつく展開。

 

逆に、レッズにストレスを与える展開を強いていたガンバにとっては、嫌な展開となった。

 

[後半]

ベンチスタートだった伊藤選手と大久保選手が、リンセン選手と小泉選手に代わって投入される。

 

ボランチだった安居選手はトップ下へ移動。

 

結果的には、この交代がドンピシャリで的中することになる。

 

両選手が投入され、前線にドリブルという武器と強度が増したレッズは攻勢をかけると、54分に逆転ゴールを記録。

 

CKの流れから、ショルツ選手がペナルティエリア内へ絶妙な浮き球パスを供給。

 

これを受けた大久保選手が、相手DFに寄せられながらもしぶとく足を振り抜き、ゴールにねじこんだ。

 

更にたたみかけるレッズは、59分にガンバのビルドアップに対してプレス。

 

伊藤選手が高い位置でカットしてのシュートは東口選手に阻まれてしまうが、こぼれ球を拾った安居選手が右足一閃。

 

これが決まって2点差に。

 

ガンバは前半、シンプルな攻撃を徹底していたが、ここにきてGKから繋ごうとして、ミスから失点する最悪の展開に。

 

一方レッズも、2点差にしてから低い位置で奪われてピンチとなるシーンが何度か。

 

ただここは、ジェバリ選手のシュートミス、半田選手のシュートは西川選手が身を挺して防ぎ、得点は許さず。

 

レッズは73分、興梠選手と関根選手に代えてカンテ選手とシャルク選手を投入。

 

再度攻撃の活性化を図る。

 

前にも言ったように、カンテ選手は「柔らかい」タイプの選手だよね。

 

スラダンで例えると翔陽の花形透みたいな笑

 

ファーストタッチでしっかりと足下にボールを収められるので、トラップミスによるボールロストは殆どない。

 

だから味方も安心して攻め上がれる。

 

アディショナルタイムには、大久保選手のスルーパスに抜け出したカンテ選手が東口選手との1対1を制してJリーグ初ゴール…かと思われたが、これはオフサイドでノーゴールに。

 

とは言え、3発逆転勝利で前節の敗戦を払拭する一戦となった。

 

[試合後]

結果的には上手くいかなかった4-4-2のフォーメーションだけど、試行錯誤をするのはいいこと。

 

様々な可能性を試しておけば、試合展開によって対応できる幅が広がる。

 

次節の福岡戦も勝って連勝といきたいですなー。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ


ガンバはスペイン人のポヤトス監督であるため、もっとボールを繋いで攻めてくるかと思ったが、順位の関係もあるのかそれに固執はせず。

 

ただそれが功を奏していたかと言うと微妙なところ。

 

先制点のシーンこそ、その戦術が実ったかたちだが、それ以外ではレッズのミス以外でシュートに繋げられたシーンはあまりなかった。

 

レッズは後半に一気にギアをトップに上げて逆転し、その後何度か危ないシーンはありつつもゲームをコントロールして勝利。

 

前節の敗戦こそあったものの、チーム状態の明暗が分かる試合展開だったかな。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:パス



この試合のキーポイントとなったのは、大久保選手の逆転ゴールかと思っているけど、そのゴールに繋がるパスを出したショルツ選手のセンスの良さが光る。

 

ガンバ守備陣の姿勢が前がかりになっているところで、その逆を突くようないやらしいパス。

 

しかも対面にいたジェバリ選手もギリギリ届かないようなところ。

 

それに加えて、PKの上手さ、持ち上がりの上手さ、シュートの上手さも兼備。

 

あなた本当にCBですか?笑

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_守備

 

[ベストイレブン]

攻撃的ベストイレブン



ショルツ選手と安居選手が攻撃的ベストイレブンに選出。

 

安居選手はセレッソ大阪戦に続いて、シュートの上手さが光った。

 

[リーグ戦通算成績]

リーグ戦通算成績_2023シーズン

 

データ引用元:Football LAB

【試合レビュー】【DAZN観戦】「タイトル以外にも得たものは大」AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦*アルヒラル戦(○1-0)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:アルヒラル戦_第2戦

 

アウェイの第1戦からの変更点は、馬渡選手⇒髙橋選手のみ。

 

髙橋選手はレッズ移籍加入後、出場はルヴァンカップ湘南戦のみで、その試合も前半早い時間帯に負傷で途中交代となったが、この大一番で抜擢された形に。

 

恐らく、前線からのディフェンス、身体を張ったプレーで味方を助けることが期待されての選出かと思われる。

 

[前半]

第1戦同様に、アルヒラルがボールを保持し、レッズは守備網を敷いて待ち構える戦法。

 

むろん、ただ引いて守るだけではなく、1トップの興梠選手とトップ下の小泉選手が、相手のパス回しのコースを消しつつ、チャンスがあればボールホルダーに果敢にプレス。

 

高い位置でボールを奪い切り、あわよくば得点に繋げようという狙いが透けて見える。

 

ただこの日は、あいにくの強風という環境。

 

前半は風下となったレッズは、どうしてもクリアが押し戻されるほか、ボールを奪っても繋げずに失ってしまうことが多く、押し込まれる展開。

 

第1戦同様、96番のドリブルが相変わらず脅威になっていることに加え、中盤で先発した19番も個人技に秀でている。

 

ドリブルでの突破、体幹の強さを活かしたボールキープ、広い視野から繰り出されるパスなど、レッズを苦しめる。

 

特に酒井選手を吹き飛ばして左サイドを駆け上がったシーンは脅威を感じた。

 

ちなみにこのシーンでは、ファウル覚悟で突破を阻止した大久保選手にイエローカードが提示されており、カードトラブルにも気をつけたいところ。

 

少なくとも1点は得点しないとトータルスコアで敗戦となるアルヒラルは、とにかく前へと圧力を強める一方、その分後ろは手薄になりがちであり、レッズはその隙をつく。

 

前半30分には、右サイドでのスローインの流れから、伊藤選手⇒酒井選手へのパスが通ると、酒井選手が相手選手をドリブルで交わしてクロス。

 

興梠選手がフリーで合わせる大チャンス!…も、シュートは無情にもバーを直撃して枠外へ。

 

酒井選手のクロスが若干高かった分、興梠選手のシュートも叩きつけるのが難しかった。

 

それでも、あのボールをしっかりとミートできるところが興梠選手のシュートセンスの高さ。

 

レッズの好機はこの1本。

 

アルヒラルに押し込まれる時間が長かったが、本日は特に西川選手が抜群の安定感。

 

強風というコンディションながらもハイボールの処理は完璧。

 

また、相手選手の強烈なシュートも身を挺して弾き返し、前半を耐え忍んで無失点で折り返すことに成功。

 

[後半]

メンバー交代なく開始された、最後の45分間。

 

レッズは48分にいきなり大きな先制点。

 

ゴールから遠い位置でのFKを岩尾選手が蹴り出すと、マリウス選手が中央へ折り返すヘディング。

 

興梠選手がこれに飛び込むも届かないが、ボールはそのままゴール方向へ。

 

最後は19番が触って記録上はオウンゴールでレッズが先制点!

 

ただ、アルヒラルは最低でも1点は得点しないと敗戦であることは変わらないため、失点後も得点を目指して攻勢を仕掛けてくる。

 

96番のドリブルは、いわゆる「わかっていても止められない」系。

 

後半はレッズの右サイドに張り出し、カットインから右足でシュートもしくはクロスでチャンスを創出していた。

 

そこから度々危険なシーンを作られるも、最終ラインが中心となり、得点は許さないレッズ。

 

72分には、特に守備面で多大な貢献をしていた反面、体力の消耗が激しい興梠・小泉両選手に代えてカンテ選手と安居選手を投入して強度の維持を図る。

 

74分にはそのカンテ選手が起点となりカウンター発動。

 

右サイドのスペースへ駆け上がった大久保選手へラストパスを通すが、シュートは大きく枠上へ。

 

74分には、左サイドを関根選手と伊藤選手のパス交換で突破。

 

伊藤選手が距離のある位置から豪快に右足を振り抜く。

 

一瞬、決まったかと思われるほどの見事なシュートは、僅かに左に外れサイドネットへ。

 

86分には、伊藤選手と関根選手に替えて、柴戸選手と荻原選手を投入し、最後の逃げ切り体制へ。

 

アルヒラルも容赦なくレッズ陣内へボールを放り込み、なりふり構わずに得点を狙う。

 

試合終了間際にはペナルティエリア内で9番に際どい一発を浴びるが、西川選手の鬼気迫るセーブで失点を免れる。

 

そのまま集中を切らさず逃げ切ったレッズ。

 

Jクラブでは前人未到の3回目のアジア制覇を達成!

 

[試合後]

第1戦同様に我慢の展開となったが、第2戦のほうが胃が痛くなるようなシーンが多かった。

 

それでも、守備陣の強度と網は終ぞ破られず。

 

ほぼサウジアラビア代表&強力外国人を揃えたアルヒラルを破っての3度目の戴冠は本当に誇らしい。

 

本当におめでとう。

 

この試合を観た選手がレッズに来たいと思うこと。

 

この試合を観た人がまたレッズの試合を観たいと思うこと。

 

この試合を経験したレッズの選手が、この経験を活かして更に高みへ上りつめること。

 

この試合に出られなかったレッズの選手が、反骨心をもって更に成長すること。

 

優勝というタイトル以外にも、多くのことがもたらされた試合だったと思う。

 

[試合ハイライト]

後日更新予定

 

【試合レビュー】【DAZN観戦】「今後に期待を抱かせる早川選手のプレー」リーグ戦第9節*川崎フロンターレ戦(△1-1)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:川崎フロンターレ戦

 

スタメンは前節の札幌戦から変更なし。

 

ベンチには馬渡選手に代わり大畑選手、またルヴァンカップ湘南戦で公式戦初ゴールを記録した、ユースの早川選手が抜擢された。

 

札幌戦で退場処分を受けたカンテ選手はベンチ入りできないため、リンセン選手がベンチに控える。

 

[前半]

所用により観戦できていないため感想なし。

 

[後半]

後半7分頃から観戦開始したが、数分前に川崎の脇坂選手にゴールを決められており、1点ビハインドの状況。

 

今シーズンの川崎は、ここ数年の驚異的な強さは鳴りを潜め、今節開始前の時点では2勝2分4敗の勝点8と低空飛行。

 

とは言え、ゴールを決めた脇坂選手や、アシストの家長選手、日本代表の山根選手など、選手の質は引き続き高い。

 

どうやら怪我人が多発していることも、不調の原因ではあるようだ。

 

先制を許したレッズだが、その後攻め込まれるシーンはあまりなく、レッズがボールを握って同点を目指して攻撃する展開。

 

ただ、川崎守備陣を破壊するような効果的な攻撃はあまり繰り出せず。

 

パスを貰ってから、出し所を探す選手が目立っていた。

 

同点を目指すレッズは、70分にペナルティエリア内で興梠選手が相手DFに蹴られて転倒。

 

リプレイを確認しても明らかに蹴られており、これでPK獲得…かと思ったのだが、何と主審はノーファウルの判定。

 

何をもってノーファウルと判定したのかは不明だが、レッズは同点の絶好機を逃すことに。

 

逆に78分には、川崎のシミッチ選手の際どいミドルがポストを直撃。

 

これは何とか西川選手が抑えて九死に一生を得る。

 

攻勢を強めたいレッズは80分、岩尾選手⇒柴戸選手、興梠選手⇒安居選手、関根選手⇒早川選手へと3枚交代。

 

早川選手はリーグ戦デビューとなった。

 

そしてその交代直後の81分、レッズは同点に追いつく。

 

左サイドを荻原選手・安居選手・早川選手のコンビネーションで攻略。

 

荻原選手がサイドを抜け出してグラウンダーの優しいクロスを中央に送ると、途中出場していたリンセン選手が右足ワンタッチで合わせる。

 

これが川崎GKの手をはじいてゴールイン。

 

リンセン選手のリーグ戦初ゴールが飛び出した。

 

その後はレッズが逆転を狙えるシーンがいくつかあるも、ゴールを割ることはできず。

 

1-1のドローに終わった。

 

[試合後]

個人評としては、リンセン選手にリーグ戦初ゴールが生まれたのが嬉しい。

 

ルヴァンカップ清水戦で得点を挙げてはいたものの、リーグ戦ではノーゴールが続き、札幌戦ではカンテ選手のベンチ入りに弾かれるようにベンチ外になってしまっていた。

 

ただ、エールディビジで100ゴール以上を決めている実力は疑いようがないはず。

 

単純にフィニッシャーとしての役割に専念すれば、ゴールを量産できるのかも。

 

となると、それ以外の選手でゴール前までボールを運ばなければならないので、現状は難易度が高いのかもしれない。

 

そして何といっても早川選手。

 

あなた本当に高校生ですか?と思えるインパクト。

 

同点ゴールのシーン、荻原選手・安居選手とスムーズに連携して相手を崩す頭の良さ。

 

ラストプレー、柴戸選手・安居選手とのワンツーパスでペナルティエリア内に進入し、隙あらばシュートを選択する積極性。

 

そして個人的に最も気に入ったのは力強さ。

 

90分頃、相手左サイドで車屋選手にプレスをかけてボールを奪取。

 

そのままドリブルで突っかけると、自分よりも15㎝も大きい車屋選手との競り合いを強靭なフィジカルで制し、車屋選手をなぎ倒して前進。

 

リンセン選手のラストパスはDFに当たってしまったが、今後に期待を抱かせるには十分すぎるプレーの数々だった。

 

身長163㎝と、サッカー選手でなくても小柄と言える体格だが、その分重心は低い。

 

なので競り合いには意外と強いと思うし、彼の長所にもなっているのではないかな。

 

身長170㎝でCBを務めていた筆者が言うので間違いない。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ

 

川崎に対して数値で優位に立てる日が来るとは。

 

逆に言えば、それでも勝ちきれなかったことが課題、とも言えるけど。

 

ボール保持率は6割近いが、ボールを持っても最終ライン付近でパスを回さざるを得なかったという理由がありそう。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:ドリブル

 

早川選手は10分強の出場時間ながら、ドリブルポイントはトップを叩き出した。

 

彼の場合は、体格で空中戦では相手選手に対して分が悪いことが想定されることから、地上戦で優位に立つことが必須。

 

それには、体幹の強さやポジショニングや技術力が重要になるが、既にその片鱗は見せている。

 

練習試合で得点を取りまくっていることから、シュートの上手さもありそう。

 

是非とも優秀なアタッカーに育つことを期待したい。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_守備

 

[ベストイレブン]

守備的ベストイレブン

 

守備的ベストイレブンに伊藤選手が選出。

 

伊藤選手はデュエルの強さから、中盤の制圧に必要な選手。

 

シュートの上手さも兼ね備えており、海外移籍への懸念は常にある。

 

今シーズンのJリーグを制覇後に移籍するスケジュールでお願いします。

 

[リーグ戦通算成績]

リーグ戦通算成績_2023シーズン

 

データ引用元:Football LAB

 

【試合レビュー】【DAZN観戦】「地上戦のショルツ選手・空中戦のマリウス選手」リーグ戦第8節*コンサドーレ札幌戦(○4-1)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:コンサドーレ札幌戦

 

前節負傷交代の酒井選手は肉離れの診断を受けたとのことで、今節はベンチ外。

 

注目の右SBには明本選手が入り、左SBには荻原選手がレッズ復帰後のリーグ戦では初先発。

 

ベンチには馬渡選手が入ったほか、モーベルグ選手の名前も。

 

松崎選手に挽回のチャンスがあることを期待したが…練習から腐らずに頑張ってほしいところ。

 

[前半]

試合は前半からやや荒れた展開に。

 

前半22分までに両チームを通じてイエローカードが3枚。

 

雨の影響でスリッピーなピッチということもあろうが、局所で激しいコンタクトが見受けられ、また審判もすぐにカードを出していた。

 

レッズは開始5分で荻原選手にイエローカードが提示された。

 

最終ラインの選手ということ、また対面がドリブルが厄介な金子選手ということもあり、ファウルトラブルが懸念される。

 

しかし、前半34分にまたもやカード絡みで試合が動く。

 

札幌の攻撃を防いでからのカウンターで、興梠選手が札幌DFの中村選手を抜きにかかる。

 

抜かれるとGKと1対1の状況で、中村選手が興梠選手を引っ張り倒してしまい、一発レッドで退場処分。

 

前半の内にレッズは数的優位に立つことに。

 

ただ、数的優位だからと言ってそう簡単に得点できないのがサッカー、いや今のレッズ。

 

札幌はとにかく守備に徹してカウンターの様相を強くし、自陣に選手が張り付いて何としても失点を阻止すべく奮闘。

 

一方のレッズは大久保選手を筆頭にゴールに迫る。

 

41分、神戸戦の再来とばかりにマリウス選手が前線へ一気にロングボール。

 

これを大久保選手が足下に収めるスーパートラップからシュート。

 

相手GKに防がれたこぼれ球を伊藤選手がシュートも、枠外に外してしまった。

 

前半アディショナルタイムには、大久保選手がペナルティエリア内の狭いエリアで相手DF複数人と対峙するも、股抜きドリブルで守備網を突破。

 

折り返しのこぼれ球を再び伊藤選手がシュートも、相手DFに当たって枠外へ。

 

先制点のチャンスがあったものの、モノにはできず後半へ。

 

[後半]

55分頃まで観戦するも、試合は動かず、後ろ髪を引かれる思いで外出。

 

そしたら、またその後に試合が激しく動いていた…。

 

68分、ショルツ選手がパスカットからそのまま攻め上がり、関根選手のクロスを左足で沈めて先制。

 

76分、途中出場のカンテ選手が相手GKへの足裏での危険なタックルで退場処分。

 

10人対10人の戦いに。

 

83分、興梠選手が自ら得たPKを決めて追加点。

 

88分、札幌の菅選手の個人突破からのシュートを決められて1点差に。

 

アディショナルタイムに途中出場のモーベルグ選手が、同じく途中出場安居選手とのワンツーパスで右サイドを突破。

 

折り返しを札幌DFの田中選手がクリアしきれず、オウンゴールで再び2点差。

 

試合終了間際には、相手陣内で得たFKのチャンスに対し、馬渡選手が中央へボールを入れると、マリウス選手がヘディングで叩き込み加入後初ゴール。

 

4-1の大勝で引分を挟んで5連勝を飾った。

 

[試合後]

相手選手の退場で逆に難しい試合になるかと思ったが、終わってみれば完勝と言えるスコア。

 

カンテ選手の退場は残念だったが、得失点差も稼げたし、負けなしも継続。

 

相変わらず前線の選手にあまりゴールが生まれないのがもどかしいけど…今はケチャップのキャップが閉まっているということで。

 

ショルツ選手・マリウス選手の鉄壁CBコンビは、今節はゴールも揃い踏み。

 

ショルツ選手は攻撃陣顔負けの落ち着いたシュートで先制点をゲット。

 

マリウス選手は、セットプレーでは打点の高いヘディングで脅威になれることを証明。

 

地上戦のショルツ選手・空中戦のマリウス選手という特長を如何なく発揮した。

 

今後は19日㈬のルヴァンカップ湘南戦を挟み、23日㈰には川崎戦が待ち受ける。

 

ルヴァンカップは恐らく、普段出番のないメンバーに出場機会があるはず。

 

最近はどの試合も楽しみで、ワクワクが止まらない。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ


前半途中から数的優位で試合を進めていた影響もあり、この日は概ね優勢と言えた。

一人少ない相手であったことから、逆に守備を突き崩すことには苦労したが、ショルツ選手の攻撃参加により突破。

 

ゴール期待値が0.5点ほどの相手に対して失点したのはやっぱり勿体なかったな。

 

あのシーン、人数は揃っていたのに、菅選手に対峙した守備陣が気の抜けた対応をしてしまったからなぁ。

 

結果的にその後、連続ゴールで3点差となったものの、2点差は危険なスコアとも言うし、気をつけたいところ。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:パス

チャンスビルディングポイント:奪取


パスポイントはマリウス選手がトップに。

前半、シュートは決まらなかったものの、大久保選手に通したロングフィードは見事だった。

 

神戸戦を彷彿とさせる2人のホットラインは、今後も相手の脅威になるはず。

 

今節がレッズ復帰後、リーグ戦初スタメンとなった荻原選手は、奪取ポイントがトップに。

 

荻原選手の強みは、守備よりも攻撃にあり、主に縦方向への推進力や、左足のシュート・クロスが魅力的。

 

一方、守備面では改善の余地あり…というのが、一般的な期限付き移籍前の荻原選手評。

 

新潟・京都への期限付き移籍で実戦経験を積んだ荻原選手は、見違えるほどに守備性能も向上しており、対面の相手にもしっかり対応、そしてボールを奪い切るシーンも多々見られるようになっていた。

 

今節もその成長の証が、しっかりと数字となって表れたということ。

 

左SBは、明本選手が不動の地位にいることは間違いないが、荻原選手も今節でそれに十分近い位置にいることが証明されたと思う。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_守備

 

[ベストイレブン]

攻撃的ベストイレブン


攻撃的ベストイレブンにショルツ選手・マリウス選手の両CBが選出。

 

両名については既に記載のためここでは特に触れない。

 

[リーグ戦通算成績]

リーグ戦通算成績_2023シーズン

 

データ引用元:Football LAB

 

【試合レビュー】【DAZN観戦】「カンテ選手は攻撃の起点となれそう」リーグ戦第7節*名古屋グランパス戦(△0-0)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:名古屋グランパス戦


スタメンはここ最近は不動となりつつある面々。

 

一方、ベンチには松崎選手とカンテ選手。

 

柴戸選手も負傷から復帰してベンチ入りを果たした。

 

[前半]

最初のチャンスはレッズ。

 

ビルドアップから中央の興梠選手が右サイドの大久保選手へ展開すると、大久保選手が対面の藤井選手を股抜きドリブルで突破。

 

中央への折り返しに伊藤選手が右足を振り抜くが、これはGK正面に飛んでしまった。

 

しかし流れは徐々に名古屋へ。

 

ビルドアップミスから度々カウンターでゴールに迫られる。

 

相手の攻撃陣はレッズから期限付き移籍中のユンカー選手に、マテウス選手、永井選手と速くて強い選手達が揃っている。

 

奪われると一気にレッズゴールまでボールを運ばれてしまうため、非常に危険。

 

また、FKやCKはキッカーのマテウス選手が速くて正確なボールを供給してくるため、こちらも非常に厄介。

 

レッズ守備陣からすれば、かなり神経を使う展開になったものの、得点を許さずに凌ぎきり、後半へ。

 

[後半]

選手交代なく迎えた後半、どちらのチームにも決定機が生み出される展開に。

 

名古屋は54分、裏へのボールに抜け出た永井選手が一気に加速し西川選手と1対1になるも、シュートは枠外へと外れて難を逃れる。

 

レッズはショルツ選手と酒井選手が残っていたが、リスクマネジメントが少し甘かった。

 

対するレッズは58分、右サイドをビルドアップで突破すると、伊藤選手が中央へとグラウンダーの折り返し。

 

ここに走り込んだ小泉選手がフリーで合わせる大チャンスも、シュートは枠外へ。

 

直前で少しボールがバウンドしていたとは言え、せめて枠内に飛ばしてほしかったシーン。

 

スコルジャ監督も、思わずしゃがみ込んでいた笑

 

72分には中盤のボールの競り合いで押し負けると、マテウス選手が西川選手と1対1になる大ピンチ。

 

しかしこのシーンもシュートは枠外へ。

 

83分には、CKの流れから、ユンカー選手にシュートを撃たれるも、西川選手が至近距離でセーブし得点を許さず。

 

そして後半アディショナルタイム、大久保選手からパスを受けたカンテ選手が上手くタメを作ると、サイドを駆け上がった大久保選手へ絶妙なリターンパス。

 

大久保選手がラストパスを送ると、逆サイドにはフリーで途中出場の松崎選手が…!

 

だが何と、ここで痛恨のトラップミス。

 

ボールはそのままGKにキャッチされ、勝点3はスルリと逃げていった。

 

試合はスコアレスドローで決着。

 

[試合後]

レッズにも名古屋にも決定機があったものの、どちらも決め切れなかったことから、引分は妥当と言えるか。

 

最後に松崎選手が決定機を迎えたシーンが印象的なので、勝ちを拾えたという印象が強いが、決定機数では名古屋の方が多かったように思うし。

 

ユンカー選手に決められて負けるという最悪のシナリオは避けられた笑

 

上記の様に守備陣は本日も奮闘。

 

酒井選手が負傷交代、明本選手も警告を受けるなど代償はあるが、完封で勝点1獲得に貢献。

 

攻撃陣は引き続きあと一歩。

 

今節はビルドアップに苦しんだこと、また悪い意味で印象的だったのは、中盤での競り合いの弱さ。

 

伊藤選手は五分五分のボールでも競り勝ってマイボールにできるが、それ以外の選手が球際に弱い。

 

途中出場の安居選手・柴戸選手は逆に強いタイプなので、AFCチャンピオンズリーグ決勝では出番ありそうかな。

 

また、カンテ選手はフィニッシュワークの部分は不明だが、ボールを収められて攻撃の起点となれるタイプであることが判明。

 

終了間際の大久保選手へのスルーパスは痺れた。

 

リンセン選手がフィニッシュ特化タイプっぽく、ビルドアップの部分では今一つチームと噛み合っていないことを考えると、カンテ選手の出番が増えそうな予感。

 

柴戸選手は負傷から復帰し、出場時間は短かったが、ターンから逆サイドにボールを展開するなどらしいプレーあり。

 

安居選手が現状はトップ下枠で考えられているため、ひとまずは平野選手(と堀内選手)との競争になるね。

 

連勝はストップしたが、次節の札幌戦からまた連勝街道を走りたい。

 

今年は飛びぬけて強いチームはいなさそうだし、上位に着いていければひょっとするかも。

 

【2023年4月14日更新】

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ


各数値はスコアに表れているように拮抗。

 

11本ものCKを与え、かつキッカーはマテウス選手であったが、無失点に抑えたのは見事。

 

ただ、ゴール期待値は倍近くの開きあり。

 

客観的に見て、ゴールに近かったのは名古屋ということではあるが、守備の安定が勝点1をもたらしたという点については疑いようがないだろう。

 

シュート数に着眼すると、この試合は8本だが、今季平均は9.3。

 

イメージだけど、シュート数が2桁にいかないのは攻撃が上手くいっていないという印象。

 

スコルジャ監督、改善を頼みます。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:攻撃

チャンスビルディングポイント:奪取

 

攻撃のチャンスビルディングポイントは大久保選手がトップ。

 

この試合は特長のドリブルも冴えており、先発した攻撃陣の選手では最も良いパフォーマンスだったのでは。

 

一方で、これまでの成績は得点0のアシスト1と物足りない。

 

モーベルグ選手が不調である今、チームの浮上は大久保選手にかかっていると言っても過言ではない。

 

札幌戦はゴールを。

 

また、名古屋の話にはなるが、奪取ポイントは両ボランチがワンツーフィニッシュ。

 

良い意味で(いや悪い意味か?)、とても厄介でした。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_守備

 

[ベストイレブン]

守備的ベストイレブン

 

守備的ベストイレブンに西川選手が選出。

 

現在36歳、今年で37歳となる大ベテランだが、パフォーマンスが低下するどころか年々進化を続けている。

 

鈴木選手の超えるべき壁はまだ高い…。

 

[リーグ戦通算成績]

リーグ戦通算成績_2023シーズン

 

データ引用元:Football LAB

 

【試合レビュー】【DAZN観戦】「非常に良い流れ」リーグ戦第6節*柏レイソル戦(○3-0)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:柏レイソル戦


2連敗のあと3連勝と波に乗るレッズ。

 

4連勝を目指して今節は柏のホームに乗り込む。

 

メンバーはほぼ変わらない面子だが、不調のモーベルグ選手に代わり、シャルク選手がリーグ戦では今シーズン初のメンバー入り。

 

[前半]

試合開始30秒ほどで小泉選手の左足ミドルが柏ゴールを強襲するも、これはポストに叩かれてゴールとはならず。

 

以降は今シーズン未勝利で下位に沈む柏に苦しめられる。

 

とにかくプレスが早く、中盤より前の選手は簡単に前を向かせてもらえないし、複数人の守備によりボールを奪われてしまう。

 

なので必然的に最終ラインでのボール回しが多くなり、ボール支配率は高くなるものの、シュートまで持ち込めるシーンはなし。

 

また、柏がボールを保持しているときは、中盤の高嶺選手が上手くレッズの守備プレスを回避したドリブルやパスで状況を打開してくるため厄介。

 

ただレッズも、ここ最近は守備陣の安定がウリ。

 

若干攻め込まれるシーンが多くなりつつも、決定的なピンチを招いたシーンもなし。

 

このまま、拮抗状態のまま前半終了かと思われた44分に試合は動く。

 

マリウス選手からフィードを受けた明本選手がヘッドで関根選手に繋ぐと、関根選手がドリブルで前進し中央へパス。

 

興梠選手がトラップからシュートフェイントを入れ、相手DFを外しシュート。

 

これが決まってレッズが先制。

 

これぞ興梠選手とも言えるような柔らかいタッチ、そしてシュート。

 

中々上手くいっていない時間帯が続いた中で、この先制点は大きかった。

 

[後半]

レッズは前半終了間際に先制したが、戦い方は大きく変更なし。

 

ビルドアップの際には岩尾選手が最終ラインまでポジションを落とすことで、ボール回しをスムーズにさせる工夫も。

 

またレッズの守備が固いのもあるが、柏の攻撃には怖さなし。

 

個人で言えば、フロート選手の身体の強さ、マテウスサヴィオ選手の上手さは光るものの、チームとして連動した攻撃ができているわけではないように見えた。

 

レッズは72分、関根選手⇒シャルク選手、小泉選手⇒安居選手へと選手交代。

 

そしてこの交代が見事に機能。

 

75分、大久保選手が伊藤選手とのパス交換で柏のプレスを突破。

 

そのままドリブルで前進し、興梠選手との交代で出場していたリンセン選手へスルーパス。

 

このパスは通らなかったが、こぼれ球がシャルク選手の足下へ。

 

これをダイレクトでゴールに叩き込み、待望の追加点。

 

更に81分、安居選手がボールを持ち上がり、裏へ抜けた大久保選手へ。

 

大久保選手がワンタッチで落とすと、シャルク選手がクロス。

 

これを明本選手が前節に引き続くアクロバットボレーでゴールに沈める。

 

3点のリードを得たレッズは、柏の反撃を許さず、3-0の快勝。

 

リーグ戦4連勝を飾った。

 

[試合後]

前半は上手く行かい時間が長かったが、しっかりとその時間を耐えて、ワンチャンスをものにした。

 

また、後半には途中出場の選手達が追加点に絡む活躍。

 

今、チームは非常に良い流れ。

 

シャルク選手は中々出番が回って来ず、忸怩たる思いを抱えていたはず。

 

それでも、腐らずに日々の練習を続けていたからこそ、出番を貰えたのだろうし、かつ1ゴール1アシストの大活躍。

 

安居選手は3点目に繋がる持ち上がりを見せた他、決まらなかったもののCKのこぼれ球を強烈ボレー。

 

平野選手も岩尾選手よろしく、パスコースを作り、また受けたパスを確実に繋ぐことでゲームをコントロールした。

 

この流れを継続し、次節の名古屋戦ではユンカー選手を完封のうえで勝利したいですな。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

後日更新予定

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

後日更新予定

 

 データ置き場

[試合ハイライト]

後日更新予定

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

後日更新予定

 

[ベストイレブン]

後日更新予定

 

[リーグ戦通算成績]

後日更新予定

 

 

データ引用元:Football LAB

【試合レビュー】【DAZN観戦】「ボール保持率が全てではないことの証左」リーグ戦第4節*ヴィッセル神戸戦(○1-0)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:ヴィッセル神戸戦


時系列が逆になるけど、ヴィッセル神戸戦のレビューを。

 

本当はすぐにアップしたかったが、まさかのインフルエンザ罹患。

 

熱が40℃近くまで上昇し、流動食しか食べられなかったおかげ様で、体重50㎏台に突入しかけたよ。

 

レッズは前節の逆転勝利の勢いそのままに、唯一の3連勝で首位を走る神戸戦。

 

メンバーは前節のセレッソ大阪戦から変更なし。

 

[前半]

試合観戦ができたのは後半から。

 

よって先制点はリプレイで確認。

 

このゴールはとても美しかった。

 

最終ラインのマリウス選手がボールを持つと、前線の大久保選手が動き出す。

 

そこにマリウス選手がピンポイントのロングボールを供給すると、大久保選手はワンタッチで落とす。

 

ここに走り込んできた伊藤選手が左脚一閃。

 

完璧なボレーシュートをゴールに突き刺した。

 

解説の水沼氏もおっしゃっていたように、マリウス選手の精度の高いフィード、大久保選手のスペースメイクと落とし、そのスペースを見落とさなかった伊藤選手の攻め上がりと完璧なボレー。

 

綺麗すぎて何度も見返しちゃったよ。

 

[後半]

観戦することができた後半、レッズは試合をコントロールしつつも、徐々に神戸の強力攻撃陣が圧力を強めてくる。

 

特に大迫選手は脅威。

 

岩尾選手へのプレスからボールを奪取すると、積極果敢にゴールを狙うシュートを放ったほか、ポストプレーが秀逸。

 

あのショルツ選手を背負ってボールをキープし、味方選手に繋ぐことで、前向きにプレーできる選手が増えていた。

 

特に突破力に長ける汰木選手に前を向かれると厄介この上ないため、非常に脅威だった。

 

だが、レッズもマリウス選手が大迫選手を封殺。

 

184㎝とさほど大柄ではないものの、競り合いに関しては完勝していたた。

 

先制点に繋がるフィードと加え、今節のMVPと言っていいのでは。

 

攻撃面では、途中出場の荻原選手が躍動。

 

明本選手とのコンビネーションは抜群で、今年からとは思えない阿吽の呼吸を披露。

 

2人で相手守備網を切り裂き、リンセン選手にラストパスを送ったシーンは、繋がっていれば間違いなく1点もののシーンだった。

 

前節のセレッソ大阪戦でもチャンスを創出しており、しばらくは途中出場がメインになるとは思うが、流れを変えられるコンビがいることは何とも心強い。

 

さて、試合は終盤に訪れたピンチも西川選手がセーブし、今シーズン初めての完封勝利。

 

2勝2敗と勝率を5割に戻した。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ


後半はある程度攻め込まれたシーンはあったものの、危機的なピンチはそこまでなかったので、意外と神戸の方が数値良いなという印象。

まぁ、押し込まれている時間もあったし、サイドからのクロスを跳ね返してCK、というシーンもままあったので、そんなもんか。

 

シュート数は9だが、枠内シュートは1。

 

結果的にこのシュートが決勝点となったため良かったが、もう少し攻撃回数と決定機の創出ができればベター。

 

ボール保持率は昨シーズンと比較すると明らかに下がっているが、結果が少しづつ出始めているのが面白い。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:シュート



個人では、決勝点の伊藤選手はシュートの上手さが光る。

 

ボランチの位置からスルスルと上がっていき、シュートをしっかりと枠内に入れる力はチーム随一。

 

前線の選手、特にこれまでシュートチャンスが訪れていながらも得点が奪えていない2列目の選手達にも、ゴールという結果を期待したいところ。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[ベストイレブン]

守備的ベストイレブン


守備的ベストイレブンに西川選手が選出。

 

試合終了間際には至近距離からシュートを撃たれたが、しっかりと身体で防いでセービング。

 

今シーズン初の完封勝利に貢献。

 

鈴木選手も高いレベルまで成長してきているはずだが、それでもスタメンの座を譲らない西川選手はさすがの一言。

 

[リーグ戦通算成績]

リーグ戦通算成績_2023シーズン

 

データ引用元:Football LAB

 

【試合レビュー】【DAZN観戦】「成長を感じる再びの逆転勝利」リーグ戦第5節*アルビレックス新潟戦(○2-1)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:アルビレックス新潟戦


前節の神戸戦からの変更は、モーベルグ選手⇔関根選手のみ。

 

新加入発表のあったカンテ選手はさすがにベンチ入りなし。

 

[前半]

新潟はJ2からの昇格組だが、やっているサッカーはしっかりとパスを繋いでいくサッカー。

 

前線に強力な外国人選手を擁しているわけではないため、とりあえず前線にボールを放り込んで、あとはよろしくというサッカーではない。

 

元レッズの伊藤涼太郎選手や、トーマス・デン選手がそれぞれ攻撃・守備の核となり、ここまでは無敗の2位と好調だ。

 

試合は一進一退の攻防となるも、先手を取ったのは新潟。

 

右サイドから中央へのパスが小泉選手にヒットした結果、これが鈴木選手への絶妙なパスになってしまう。

 

ワントラップから右足を振りぬいたシュートは、西川選手の頭上を破り新潟が先制。

 

レッズはワンチャンスをものにされた。

 

先制した新潟は、GKも含めたパスワークでレッズのプレスを剥がしてくる。

 

レッズは中々ボールの取り所が定まらずに、苦しい展開。

 

前半20分過ぎ頃まで観戦してから所用で離脱、そしたら前半の内に逆転したわけだが…。

 

同点ゴールは酒井選手。

 

右足の豪快なシュートをゴールにぶち込んだ。

 

逆転ゴールは明本選手。

 

CKのこぼれ球に対し、ジャンピングボレーを放つと、これが綺麗にゴールに決まった。

 

既に今シーズンはセレッソ戦で逆転勝利を収めているが、今節も前半の内に逆転。

 

まだ5試合目であるものの、チームは着実に前進している様に感じる。

 

[後半]

所用から戻り、後半半ば頃から再度観戦。

 

レッズはCBのショルツ選手・マリウス選手が鉄壁であることに加え、本日得点者となった両SBの酒井選手・明本選手が強いため、新潟の攻撃陣は苦戦。

 

先制点はアンラッキーな部分と、シュートの上手さが重なった部分はあったものの、観戦中に危険なシーンはなし。

 

試合終了間際、伊藤涼太郎選手がFKを直接狙ったシーンがちょっと危うかったくらいかな。

 

レッズも西川選手を含めたボール回しで相手を疲れさせ、ゲームをコントロール。

 

追加点を取れれば息の根を止めることができただろうが、レッズも攻撃の精度に関してはまだまだ。

 

途中出場のモーベルグ選手・リンセン選手・安居選手らによりゴールが生まれることは残念ながらなかったが、同点に追いつかれることもなく、リーグ戦3連勝を飾った。

 

[試合後]

これで開幕2連敗後、3連勝で勝ち星が先行。

 

順位も暫定で5位まで上がってきた。

 

守備に関しては今節1失点してしまったものの、危ないシーンはそこまでなく、開幕の頃と比較すると安定が図れている。

 

課題はやはり攻撃力か。

 

勝星先行とは言え、1点差勝利だけなので、得失点差は未だにマイナス。

 

今節も、あくまで私が観始めた後は、追加点を取れるチャンスはなかった。

 

もっと強いチームであれば、ここで2点3点と追加点を取って、ゲームを完全に終わらせられている。

 

もちろん、スコルジャ監督は1年目なのでそこまでを求めるのは酷。

 

これから改善していくことを期待したい。

 

それにしても…タイミング悪すぎて、これまでレッズの得点シーンをオンタイムで観られていない…泣

 

次節の柏戦…は平日なのかぁー。

 

早く仕事を切り上げてオンタイムで観戦したいが、果たして。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ


前節の神戸戦と比較すると、明らかに今節は完勝と言える数値。

失点は相手のシュートの上手さを褒めるしかないと思うが、それ以外は新潟に効果的な攻撃を許さず。

 

新潟のゴール期待値を0.278に抑え込んだ。

 

先制後はボールキープされる時間もあったものの、結果的にそれが相手のシュートチャンス創出には繋がっておらず、逆に同点・逆転後はしっかりとゲームをコントロールしていたと言えるのではないか。

 

神戸戦でショルツ選手・マリウス選手のCBコンビが完封を果たして能力の高さを見せつけたが、この試合でもそれは同様。

 

地上戦・空中戦共に安心して観ていられるね。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:攻撃


関根選手はスタメン出場のチャンスを活かせたように思う。

 

ゴールやアシストという結果こそなかったが、ショルツ選手のヘディングシュートに繋がるクロスを供給したり、守備面でもしっかり奮闘。

 

攻撃特化ではあるが、イマイチ調子の上がらないモーベルグ選手より、現在は序列は上なのではないかな。

 

5節までの結果で気になるのは、攻撃陣の選手達にゴールがないこと。

 

興梠選手・リンセン選手・小泉選手・大久保選手・モーベルグ選手・関根選手あたりが未だにノーゴールは少し寂しい。

 

現在はボランチやSBの選手が得点を取れているため、どこからでも点が取れているとも言えるが、稼ぎ頭というのは必要になってくる。

 

カンテ選手が今後、それになってくれるのかもしれないけれど。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_守備

 

[ベストイレブン]

攻撃的ベストイレブン

守備的ベストイレブン

 

攻撃的ベストイレブンに酒井選手と明本選手、守備的ベストイレブンに岩尾選手。

 

酒井選手と明本選手はSBというポジションながら、同点ゴールと逆転ゴールを叩き込んだ。

 

また彼らは守備面でも対峙した相手に勝てる能力があるし、空中戦も強い。

 

ディフェンスラインはCBを含めてかなり強固だ。

 

[リーグ戦通算成績]

リーグ戦通算成績_2023シーズン

 

データ引用元:Football LAB

 

【試合レビュー】【DAZN観戦】「素晴らしき逆転勝利」リーグ戦第3節*セレッソ大阪戦(○2-1)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:セレッソ大阪戦

 

開幕後2連敗の結果を受け、若干メンバーを変更。

 

1トップに興梠選手を起用。

 

前節の横浜FM戦、興梠選手が入ってから暫くは、攻撃の起点を作ることができ、流れが非常に良かった。

 

今回もそれを期待しての起用か。

 

ベンチに安居・平野両選手。

 

彼らは今シーズン初のメンバー入り。

 

2列目の交代選手が関根選手しかいない気がするが、安居選手をそこに入れたり、伊藤選手を上げたりして対応するのだろうか。

 

[前半]

開始10分頃から見始めたが、内容はそこまで悪くない。

 

セレッソの攻撃に対しては積極的にプレス。

 

相手GKのキムジンヒョン選手まで追いかける。

 

ただ、キムジンヒョン選手はキックが上手いので、しばしば空いている選手に繋がれる。

 

とは言え、試合の流れはそこまで悪くない。

 

セレッソに決定機は与えていないし、主導権を握られているわけではない。

 

レッズのチャンスはモーベルグ選手のドリブルから、小泉選手へスルーパス、ダイレクトでシュートも枠外へと外れたシーンか。

 

これは惜しかった。

 

だが連敗中のチームゆえか、ワンプレーで失点してしまう。

 

西川選手のフィードが若干中途半端になったところをカットされてセレッソのショートカウンター。

 

中央へのクロスを岩尾選手がクリアしきれずにオウンゴール。

 

ホントに「あ」って感じの失点だった。

 

その後、CKから追加点のピンチも西川選手のセーブで難を逃れる。

 

レッズは前半終了間際に大久保選手⇒モーベルグ選手の決定機があったが、これもシュートは枠外へ。

 

開幕から225分間の無得点が継続され、0-1で後半へ。

 

[後半]

後半10分くらいまで観戦したものの、同点に追いつくことはできず。

 

所用により外出して結果を確認してみたら、何と2-1で逆転勝ち!

 

ゴールシーンを観られずに非常に残念…。

 

同点ゴールは興梠選手が獲得したPKをショルツ選手が落ち着いて決めたもの。

 

そして逆転ゴールは、途中出場の安居選手。

 

関根選手からのパスをバイタルエリアで受け、右足ミドルシュートを沈めた。

 

やっぱり安居選手はシュートが上手い。

 

ミドルシュートの上手さではチーム一番なんじゃなかろうか。

 

これは大きな武器。

 

試合はそのまま2-1でホーム開幕戦を逆転勝利で飾った。

 

[試合後]

前半、オウンゴールで先制された時はどうなるかと思った。

 

なんせここまで無得点だったし、ここ最近は逆転勝利もなかったから、正直な話、試合をひっくり返すイメージが持てなくて。

 

だから、外出から戻って結果を確認した時はなおさら嬉しかったなー。

 

ようやく得点も取れたし。

 

次節は首位の神戸だけど、首位を叩いて連勝と行きたいところ。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ


今シーズン初めて、各数値で相手を上回れた。

また、概ね全2試合の平均値をも上回れているので、今節は割と内容も悪くない勝利だった。

 

相手の話になってしまうけど、セレッソも大概ではあるな…。

 

ゴール期待値平均はレッズを下回ってるし、今節もレッズの1/3。

 

クルークス選手・レオセアラ選手・香川選手らを獲得して上位進出を目指しているはずだけど、レッズ同様に苦しんでるようだ。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:シュート

チャンスビルディングポイント:守備


シュートでは安居選手・興梠選手・モーベルグ選手が並んでトップ。

本来はボランチだが、シュートの上手さを買ってトップ下に起用したスコルジャ監督の采配が当たった。

 

どうやら、キャンプ時から安居選手をトップ下で起用する構想はあったようで、とりあえずしばらくはトップ下の起用が続きそうだ。

 

また、興梠選手は酒井選手のスルーパスに抜け出して同点PK奪取の活躍。

 

次節もスタメンかな?

 

守備に目を向けると、ショルツ選手・マリウス選手のCB2枚がトップ。

 

マリウス選手はJリーグ3試合目ながら、しっかりと適応して攻撃に対応できている。

 

ビルドアップはショルツ選手に分がありそうな気がするが、守備能力はあるし、前節見せたようなセットプレーからのヘディングの迫力はショルツ選手よりも上かも。

 

マリウス選手がルヴァンカップ湘南戦でフル出場したので、神戸戦のスタメンが誰になるのかも気になるところだ。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント:2023シーズン_守備

 

[ベストイレブン]

第3節_攻撃的ベストイレブン

 

攻撃的ベストイレブンにショルツ選手が選出。

 

逆転ゴールに繋がったリンセン選手への縦パスもショルツ選手だった。

 

相変わらずPKは決定率100%だし、文句の付け所なし。

 

[リーグ戦通算成績]

リーグ戦通算成績_2023シーズン

 

データ引用元:Football LAB