和製コルドバが追いかける、赤き血のイレブン達。

浦和レッズと読了書籍についてマイペースに。

【新加入選手考察】「ユーティリティ性とカバーエリアの広さが◎」渡邊凌磨選手がFC東京より完全移籍加入

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今シーズンは積極補強の方針でしょうかね。

 

FC東京から渡邊選手の獲得が発表された。

 

 

基本情報

  • 選手名:渡邊 凌磨(ワタナベ リョウマ)
  • 生年月日:1996年10月2日
  • 年齢:27歳
  • 出身地:埼玉県
  • ポジション:MF

 

経歴・出場成績

出場成績_2023シーズン

出場成績_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約78分

通算1試合当たり平均出場時間:約63分

シーズン平均先発出場試合数:約17試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

出身は埼玉県ながら、巡り巡ってようやくレッズ加入へと至ったMF。

 

サッカー名門校、前橋育英高校から一旦は早稲田大学へ進学するものの、ドイツのインゴルシュタットへの加入のため、大学を中退した経歴を持つ。

 

2023シーズンは1試合あたり平均出場時間78分と、先発した試合は大抵の試合で後半35分頃まで出場していたことになる。

 

出場試合29試合中、先発は27試合と、レギュラー格の補強と言っていいだろう。

 

プレースタイル・特徴

出場ポジション_2023シーズン

プレースタイル指標_渡邊 凌磨

プレースタイル指標_渡邊 凌磨vs小泉 佳穂

チャンスビルディングポイント_渡邊 凌磨vs小泉 佳穂


プレーは主に2列目。

 

中央だけ、サイドだけ、ということではなく、2列目はどこでもいける模様。

 

また、プレースタイル指標では飛びぬけて良い数値はないが、全体的にまずまずの水準にある。

 

いわば、使い勝手のいい選手、というイメージかな。

 

カバーエリア13はリーグ9位タイの数値。

 

総走行距離・一定以上の速度における走行距離から当該指標を算出しているということなので、「走れる選手」ということでもある。

 

比較として、前橋育英高校時代の同僚である小泉選手を持ってきた。

 

昨シーズンの小泉選手よりも攻撃的なプレースタイルかな。

 

まぁ、レッズの2列目の選手は昨シーズン、数字を残せていないので、比較対象として参考になるかは不明瞭だけど…。

 

獲得の意図・求められる役割

  • 即戦力補強
  • 長期的戦力確保

 

渡邊選手は昨シーズン、4ゴール3アシスト。

 

フットボール本部のコメントにあった10ゴールには至らないが、レッズの2列目の選手でトップである、関根選手の3ゴール3アシストを上回っている。

 

上記の通り攻撃的なポジションであれば広範囲にこなせるユーティリティ性も持ちあわせており、カバー範囲も広い。

 

プレー水準も悪くなさそうであり、レッズの2列目に割って入る存在として、即戦力での期待があると思われる。

 

また、年齢も27歳で若いとは言えないが、仮に30代前半頃まで主力を張れるとした場合、5シーズン位は戦力として見込めることになる。

 

長期的なチーム造りを見据えての獲得という意味合いもありそうだ。

 

また、渡邊選手がレッズサポーターであったことは、割と多くの方に知られている。

 

自分の応援していたチームに加入できることは、言葉では言い表せない感動があるのではないかな。

 

私だったらそうだもの。

 

今度は、そのサポーター達を喜ばせる側に回ったわけなので、沢山のゴールで沢山の歓喜をもたらしてくれることを期待。

 

プレー動画


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【移籍情報】「セットプレーのキッカーとして期待感があった」馬渡和彰選手が松本山雅FCへ完全移籍

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ベテランSB、馬渡選手はJ3の松本へ。

 

 

基本情報

  • 選手名:馬渡 和彰(マワタリ カズアキ)
  • 生年月日:1991年6月23日
  • 年齢:32歳
  • 出身地:東京都
  • ポジション:DF(SB)

 

経歴・出場成績

出場成績_2023シーズン

出場成績_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約8分

通算1試合当たり平均出場時間:約75分

シーズン平均先発出場試合数:約16試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

経歴・加入時の考察については過去記事参照。

 

↓過去記事はコチラ↓

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サッカー名門校、市立船橋高校から東洋大学に進学し、ガイナーレ鳥取からプロ生活をスタート。

 

苦節10年、様々なチームを渡り歩き、レッズで既に7チーム目という苦労人。

 

意外と、と言っては失礼だけど、1試合あたりの出場時間は長い。

 

レッズでは出場時間は限られたが、これまで在籍したチームではそれなりにプレータイムが長かったんだね。

 

プレースタイル・特徴

2023シーズンは出場時間が少なすぎてプレースタイル指標等はなし。

 

2022シーズンの試合を観戦した際の印象として、キックの上手さが光っていた。

 

クロスは勿論のこと、セットプレーのキックには非常に期待感があった。

 

スピードがあり、相手にとって嫌な場所に蹴れるため、岩尾選手のキックで中々点が入らないときは、「馬渡選手がいたらな…」と思うこともしばしば。

 

レッズでの活躍

最も印象に残っているのは、2022シーズンの湘南戦。

 

2-0で勝利した試合だけど、試合終了間際に追加点を記録したのが、馬渡選手だった。

 

明本選手のスルーパスに対して完璧なトラップから、そのまま逆足の左足でニアハイをぶち抜くシュート。

 

これぞプロ、というシーンを垣間見た。

 

解説の水沼さんも絶賛していたし。

 

動画を貼っておくので是非ご覧いただきたいプレー。

 

2023シーズンはスコルジャ監督の信頼を得られなかったからか、ほとんど出番はなかったけど、これまで10年プロ生活を続けてきた経験は伊達ではない。

 

それはコメントにも表れている。

 

これからまた必ず、這い上がれる人財だと思う。

 

プレー動画


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【移籍情報】「J3で出場機会増の目論見はまだ甘かった」木原励選手のAC長野パルセイロへの育成型期限付き移籍期間延長

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藤原選手と同日に発表されたのは、木原選手の育成型期限付き移籍延長。

 

 

基本情報

  • 選手名:木原 励(キハラ レイ)
  • 生年月日:2003年6月4日
  • 年齢:20歳
  • 出身地:大阪府
  • ポジション:FW

 

経歴・出場成績

出場成績_2023シーズン

出場成績_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約9分

通算1試合当たり平均出場時間:約9分

シーズン平均先発出場試合数:0試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

経歴・加入時の考察については過去記事参照。

 

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京都橘高校出身のFW。

 

藤原選手同様、レッズでのリーグ戦出場はなし。

 

2023シーズンからAC長野パルセイロへ育成型期限付き移籍中。

 

プレースタイル・特徴

レッズでのプレーを観られたのは、AFCチャンピオンズリーグのグループリーグ1試合のみ。

 

プレー時間も限定的だったため、イマイチ彼の特長はわからずじまい…。

 

ただ、長野でもリーグ戦4試合の出場、総プレー時間も38分と、出場機会を得られたとは言い難い。

 

来シーズンも引き続き長野でプレーすることになったので、まずは競争に勝ち、試合に出場しないことには話にならない。

 

正直、カテゴリーを2つ下げての移籍であったため、もう少し出場機会を得られると思っていた。

 

なので、この結果は私がJ3を甘く見ていたと言わざるを得ない。

 

だが、最近のレッズには貴重な高卒FWということもあり、私の期待は大きい。

 

そもそも希少価値はあるだろうが、それでもレッズで高卒FWで大成した選手って、ほとんど記憶にない。

 

田中達也氏はそれにあたるかもしれないが、彼はどっちかというとドリブラーというイメージがあって、点取り屋という感じはしない。

 

木原選手には、将来のレッズの点取り屋として成長して戻ってきてほしいので、今シーズンは何が何でも試合に出ること。

 

話はそれからだ。

 

プレー動画

なし

 

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【移籍情報】「全体的なレベルアップを」藤原優大選手が大分トリニータへ育成型期限付き移籍

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今シーズンは試合数が少ないこともあり、移籍で出ていく選手もそれなりにいそう。

 

藤原選手は、昨シーズン在籍した町田から、大分へ引き続き育成型期限付き移籍することが決定。

 

 

基本情報

  • 選手名:藤原 優大(フジワラ ユウダイ)
  • 生年月日:2002年6月29日
  • 年齢:21歳
  • 出身地:青森県
  • ポジション:DF(CB)

 

経歴・出場成績

出場成績_2023シーズン

出場成績_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約60分

通算1試合当たり平均出場時間:約75分

シーズン平均先発出場試合数:約19試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

経歴・加入時の考察については過去記事参照。

 

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サッカー名門、青森山田高校出身のDF。

 

レッズでのリーグ戦出場はなく、レンタル先の相模原と町田で研鑽を積んでいる。

 

プレースタイル・特徴

出場ポジション_2023シーズン

プレースタイル指標_藤原 優大

プレースタイル指標_藤原 優大vs井上 黎生人

チャンスビルディングポイント_藤原 優大vs井上 黎生人

 

町田ではかつての恩師の黒田監督の下、本職のCBで出場できた様子。

 

試合はほとんど見ていないので、彼のプレーぶりがどうだったかは不明だが、少なくとも試合に絡めているということは、一定の水準以上のプレーはできていたということか。

 

レッズの選手と比較しようと思ったが、J2でまあまあの活躍をしたと思われる藤原選手と、ベストイレブンに選出されたレッズのCBコンビを比較しても…と思ったため、レッズに加入が決まった井上選手と比較してみた。

 

身長も同じだし。

 

空中戦は藤原選手のストロングポイントというべきところもあるため、J2とは言え中々の強さ。

 

一方、某所で目にした評価だと、ビルドアップはもう少し向上をさせないといけないとのこと。

 

確かに、各種数値でも、ビルドアップやパス等で目立った数値はなし。

 

大分ではそこを伸ばせるかがカギになるか。

 

とにかく今は競争相手が悪すぎる。

 

課題の克服と共に、それ以外の部分もレベルアップを図らないと、レッズでのポジション争いに加われないことは明白。

 

九州の地での更なるスケールアップに期待。

 

プレー動画

なし

 

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【退団情報】「良くも悪くも非常に真面目で真摯」松崎快選手が清水エスパルスへ完全移籍

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2024年に突入し、三が日も終わり、仕事始めとなる企業が多い1月4日。

 

レッズの移籍関連最初のリリースは、松崎選手の清水への完全移籍。

 

 

基本情報

  • 選手名:松崎 快(マツザキ カイ)
  • 生年月日:1997年11月22日
  • 年齢:26歳
  • 出身地:埼玉県
  • ポジション:MF(SH)

 

経歴・出場成績

出場記録_2023シーズン

出場記録_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約57分

通算1試合当たり平均出場時間:約52分

シーズン平均先発出場試合数:約12試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

経歴・加入時の考察については過去記事参照。

 

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大宮の下部組織出身。

 

東洋大学を経由し、水戸でプロ生活をスタートさせると、2シーズン結果を残したことでレッズへ個人昇格。

 

ただ、レッズでの1シーズン半は思い描いたストーリーとは異なるものになっただろう。

 

昨シーズン半ばからは仙台へレンタル移籍していた。

 

プレースタイル・特徴

出場ポジション_2023シーズン

 

右サイドからドリブルでのチャンスメイクおよびゴールを狙う。

 

いわゆる、カットインからのシュート、もしくはそれを狙うと見せかけてから、縦に突破してクロスができる。

 

水戸での2シーズンでは、ゴールのみならずアシスト数もそこそこ記録しており、自身でも味方を使っても得点に絡めることがウリ。

 

一方、守備面はあまり得手とは言えない。

 

2022シーズンの開幕戦では、初めてのJ1ということもあったにせよ、いきなりPKを献上している。

 

また、その後レッズでの出番が中々巡って来なかったのは、守備強度に問題があったことも要因と思われる。

 

レッズでの活躍

2022シーズンのファーストゴールは、実は松崎選手。

 

上記のとおり自身のファールでPKを与えてしまい、先制を許した直後に、同点ゴールを記録。

 

狭いスペースでもトラップひとつでシュートコースを作り出し、強引にシュートを捻じ込んだ一撃。

 

このゴールを観たときは、期待通りにレッズでも活躍ができるかと思った。

 

ただ、決めるときに決めないと、すぐに出番がなくなるのもこの世界。

 

個人的にターニングポイントと思っているシーンは、このゴールを記録した神戸戦と、昨シーズンの名古屋戦。

 

神戸戦は2点目を取る大チャンスがあったにも関わらず、相手GKにぶち当ててしまいゴールならず。

 

結果的に、この試合は引分に終わっている(明本選手の退場もあったね)。

 

そして昨シーズンの名古屋戦、途中出場した松崎選手は、0-0で迎えた試合終了間際に絶好のシュートチャンスを迎えるも、まさかのトラップミスでシュートにすら持ち込めず。

 

勝点3を得られる大チャンスをフイにしたことで信頼を失ってしまったか、レッズでの出場機会は以降訪れず。

 

また、今回の移籍時のコメントや、彼のSNSを見る限り、性格は非常に真面目。

 

真摯であることが垣間見える一方、心無い声にも正面から向き合って思い悩んでしまいそうに感じられる。

 

足下の技術は確かなものがある。

 

それにまだ26歳でもあり、彼の言葉を借りれば、まだ十分に「上昇」できる余地はたっぷりある。

 

個人的にも好きなプレースタイルの選手なので、もう一花咲かせて、またJ1の舞台に戻ってきてほしい。

 

プレー動画


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【新加入選手考察】「即戦力&戦術浸透のキーマン」サミュエル グスタフソン選手がBKヘッケン(スウェーデン)より完全移籍加入

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一部報道機関では既に報じられており、年内に獲得発表と至ったグスタフソン選手。

 

情報が限られる中、彼の考察をば。

 

 

基本情報

  • 選手名:サミュエル グスタフソン
  • 生年月日:1995年1月11日
  • 年齢:28歳
  • 出身地:スウェーデン
  • ポジション:MF

 

経歴・出場成績

出場記録

 

スウェーデン出身の28歳(もうすぐ誕生日なので実質29歳)。

 

出身国のBKヘッケンでキャリアをスタートさせたが、その後はイタリアのクラブを転々。

 

直近は再びBKヘッケンに戻り、プレーをしていた様子。

 

クラブチームでの出場成績がわかる情報がないため、ユーロ予選の出場成績を見てみる。

 

8試合のうち、プレーしたのは6試合。

 

4試合に先発フル出場、1試合は先発して途中交代、1試合は途中出場。

 

スウェーデン代表でも主力に近い位置づけである模様。

 

ってか現役スウェーデン代表ってすごい。

 

ギリシャに期限付き移籍中のモーベルグ選手でさえ、元スウェーデン代表で、かつ出場も1試合あったかなかったかだと思ったけど、グスタフソン選手はしっかりと出場を重ねている。

 

これは期待大。

 

プレースタイル・特徴

動画や各種掲示板での情報をまとめると、概ね以下のとおり。

 

  1. ポジションは中盤の底
  2. ビルドアップに長け、攻撃を組み立てる
  3. ボール保持時の落ち着きあり
  4. セットプレーのキッカーも務める
  5. 対人・空中戦・守備強度は不明

 

中盤の底のポジションから、ディフェンスラインとのパス交換、また前線への繋ぎ役をこなす。

 

相手に寄せられても慌てることなく、味方そして相手の状態を見極めながら、ボール保持からの縦パス、もしくはワンタッチでのはたきを見せていた。

 

繋ぎのシーンもさることながら、前線に顔を出した際の落ち着きもあり、ゴール前では味方に優しいパスを、自身のチャンス時にはゴールに流し込むようなシュートだった。

 

セットプレーのキッカーも務めており、総じて「技術が高い」ということは間違いなく言えるだろう。

 

一方、守備面やフィジカル面については全くわからず。

 

187㎝・79㎏と非常に大柄な体躯ではあるため、競り合いに弱いことはないと思うが、動画ではそういったシーンがなかったため、これは実際に試合で観ることしかできなそう。

 

獲得の意図・求められる役割

  • 即戦力補強
  • 戦術浸透スピード加速

 

現役スウェーデン代表、イタリアのクラブを渡り歩いた経歴、そしてヘグモ新監督の下でプレーした経験など、即戦力として獲得したことは想像に難くない。

 

中盤の底で攻撃のタクトを振るい、レッズの攻撃を活性化させる=昨シーズン課題だった攻撃面の破壊力不足を解決する補強の一手ということが伺える。

 

加えて、戦術浸透スピードの加速も間違いなく挙げられる。

 

監督が新たなクラブチームで指揮を執る場合、チームへの新戦術浸透をスムーズにさせるため、前クラブでのキーマンを引っ張ってくることはよくある話。

 

オシム元日本代表監督が、日本代表に阿部勇樹氏・巻誠一郎氏らジェフ千葉での教え子を数多く招集したほか、レッズもミハイル・ペトロビッチ元監督が、西川選手・森脇選手・槙野氏・柏木氏ら多くの教え子を獲得した。

 

来シーズンは、安定した守備をベースに、攻撃にプラスを加えることで、優勝を狙うシーズンになるはず。

 

グスタフソン選手は、非常に大きな期待を背負ってチームに迎えられることになる。

 

レッズの覇権奪還のキープレイヤーとなってくれ!

 

プレー動画


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【退団情報】「実力に疑いなし」犬飼智也選手が柏レイソルへ完全移籍

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選手の出入が多いと、記事を多く書ける一方、執筆もなかなか大変。

 

これからもまだ結構ありそうなので、サボらずにいきましょう。

 

 

基本情報

  • 選手名:犬飼 智也(イヌカイ トモヤ)
  • 生年月日:1993年5月12日
  • 年齢:30歳
  • 出身地:静岡県
  • ポジション:DF(CB)

 

経歴・出場成績

出場成績_2023シーズン

出場成績_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約89分

通算1試合当たり平均出場時間:約86分

シーズン平均先発出場試合数:約20試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

経歴・加入時の考察については過去記事参照。

 

↓過去記事はコチラ↓

 

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プロ入り12年を経過し、30歳だが既に相当の経験を積んでいるCB。

 

レッズに加入後の約1.5シーズンは大怪我の影響により出場機会が限られたが、ルーキーイヤー以外は殆どレギュラーポジションを奪取している。

 

レッズにおいても、2023シーズンは出場した試合はキャプテンマークを巻くなど、チーム内の信頼は厚かった様子。

 

だが、シーズン途中で柏レイソルへ期限付き移籍。

 

プレースタイル・特徴

出場ポジション_2023シーズン

プレースタイル指標_犬飼 智也

プレースタイル指標_犬飼 智也vsマリウス ホイブラーテン

チャンスビルディングポイント_犬飼 智也vsマリウス ホイブラーテン

 

身長182㎝と、CBでは決して大柄なタイプではないが、空中戦に強い。

 

185㎝のマリウス選手と比較してみたが、守備面での数値は拮抗。

 

シーズン途中の加入ながら、柏で12試合出場し、地位を確立しただけのことはある。

 

残留争いに喘いだ柏にとって、大きな戦力強化に繋がったことは想像に難くない。

 

レッズでの活躍

2022シーズンに鹿島からの加入とあり、それなりに驚きもありつつ、大きな期待をもって迎えられた犬飼選手。

 

ショルツ選手がCBの1枠を絶対的なものとしていたため、もう1枠を岩波選手と争う形に。

 

第5節の磐田戦、自身の移籍後初ゴールも含めて4-1の大勝に貢献したことをきっかけに、次節札幌戦でも先発出場を果たし、レッズでもレギュラーを掴みかけていたが…。

 

試合終了間際、左膝蓋骨骨折および膝蓋腱部分断裂という全治約6カ月の大怪我を負ってしまい、彼の2022シーズンは早々に終わりを告げることに。

 

そして2023シーズン、マリウス選手を補強したCB陣は更に競争が激しく、スコルジャ監督のCBベンチ1枠が岩波選手のチョイスであったことから、ベンチ入りすらも厳しい状況となる。

 

実力は疑いようがないだけに、今回の選択は至極当然とも言えよう。

 

磐田戦でのCKに合わせたヘディングゴールもさることながら、足下の技術も確かなものがあり、リカルド前監督が志向するボールを保持するスタイルにマッチしていた。

 

柏が来シーズン以降、どんな戦術を選択していくかはわからないが、犬飼選手であればどんな戦術にもある程度は対応できるのではないかな。

 

プレー動画


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※プレー動画ではないけど面白かったので…笑


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【退団情報】「プレー選択の軽さ改善を」宮本優太選手が京都サンガF.C.へ期限付き移籍

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どんどんいきます。

 

ベルギー帰りの宮本選手は京都へ。

 

 

基本情報

  • 選手名:宮本 優太(ミヤモト ユウタ)
  • 生年月日:1999年12月15日
  • 年齢:24歳
  • 出身地:東京都
  • ポジション:DF(SB)

 

経歴・出場成績

出場記録_2023シーズン

出場成績_通算

出場ポジション_2022シーズン

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:0分

通算1試合当たり平均出場時間:約64分

シーズン平均先発出場試合数:8試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

経歴・加入時の考察については過去記事参照。

 

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レッズでの活躍

自称ランニングマンの愛称を誇るほど、高い心肺機能を活かした上下動には定評がある右SB。

 

走り込みの練習では常にトップ争いをしていた模様。

 

2022シーズンでは、リカルド政権の下、ルーキーイヤーながら15試合出場(うち先発12試合)と悪くない数字。

 

2023シーズンはシーズン前にベルギー2部に期限付き移籍。

 

ただベルギーではほとんど出場機会を得られず、シーズン途中に期間満了でレッズへ帰還。

 

帰還後、新たな指揮官であるスコルジャ監督の下では、公式戦出場機会を得られず。

 

石原選手加入記事でも触れたが、右SBのレギュラーである酒井選手が負傷等により欠場した際、出番があったのは残念ながら彼ではなかった。

 

シーズン途中での復帰とは言え、左利きの選手や2列目の選手が自分より優先的に起用される現状は屈辱だったはず。

 

ただ、スコルジャ監督の選択も理解はできる。

 

まず、「走る」以外の特長に乏しいこと。

 

守備面はそこそこだが、攻撃面では違いを出せていたとは言いづらい。

 

ドリブルで剥がせるわけでもないし、高性能クロスを持っているわけでもない。

 

ボールを持っていない状態で誰かに使われるのであればまだ良いが、自らボールを持った時の選択肢が少ないことが難点。

 

そして致命的なのが、プレー選択の軽さ。

 

いずれも2022シーズンの失点に絡むシーン。

 

0-1で敗れたセレッソ大阪戦、相手のカウンターを助長するように、何も考えずに相手にボールを蹴り渡したプレー。

 

0-3で敗れた名古屋戦の3失点目、適当に前に蹴り出した中途半端なパスが相手にカットされ、そのまま永井選手のゴールに繋がったプレー。

 

自分自身が元CBだからか、印象的な失点シーンは鮮明に覚えているが、彼はその割合が多かったかな…。

 

京都には流通経済大学時代の指導者である曺監督がおり、より自身の特長を活かせると思ったのだろう。

 

プレー動画


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【退団情報】「名古屋戦のパフォーマンスが命運を分けた」知念哲矢選手がベガルタ仙台へ完全移籍

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明けましておめでとうございます。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

さて続いては、知念選手のベガルタ仙台への移籍。

 

 

基本情報

  • 選手名:知念 哲矢(チネン テツヤ)
  • 生年月日:1997年11月8日
  • 年齢:26歳
  • 出身地:沖縄県
  • ポジション:DF(CB)

 

経歴・出場成績

出場成績_2023シーズン

出場成績_通算

出場ポジション_2022

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:0

通算1試合当たり平均出場時間:約77分

シーズン平均先発出場試合数:約10試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

経歴・加入時の考察については過去記事参照。

 

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レッズでは2022シーズンに何試合か出場機会を得たものの、レギュラーを奪うまでには至らず。

 

今シーズンはマリウス選手の獲得もあり、試合出場ゼロという憂き目に。

 

レッズでの活躍

希少価値が高いと言われる左利きのCB。

 

加入した2022シーズンは、ショルツ選手の負傷時に何試合かリーグ戦でも出番があった。

 

しかし、0-3と完敗を喫した名古屋戦でのパフォーマンスが彼の命運を決めてしまった。

 

特に前半終了間際、相手のロングボールを繋ごうとしたものの、余裕のある体勢にも関わらずミスって相手に渡してしまい、そのままカウンターからマテウス選手に決められた2失点目がどうにもイメージが悪すぎた。

 

時間帯も、そのプレー精度も…。

 

JリーグでもAFCチャンピオンズリーグでも、試合出場数の割にはゴールを決めており、実は得点感覚はあるのかもしれない。

 

ただ、守備面での不安定さを補うほどかと言われると疑問。

 

新天地の東北で一花咲かせてほしい。

 

プレー動画


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【退団情報】「まだまだ可能性は無限大」高知ユナイテッドSCの福島竜弥選手が契約満了に伴い退団

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加入の情報だけここまで記事をアップしたが、出会いあれば別れあり。

 

退団の情報についてもぼちぼち。

 

まずはユース昇格組の福島選手。

 

 

基本情報

  • 選手名:福島 竜弥(フクシマ リュウヤ)
  • 生年月日:2002年6月8日
  • 年齢:21歳
  • 出身地:宮崎県
  • ポジション:DF(SB)

 

経歴・出場成績

出場成績_2023シーズン

出場成績_2022シーズン

出場成績_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:0分

通算1試合当たり平均出場時間:約58分

※いずれもリーグ戦のみ

 

経歴・加入時・期限付き移籍時の考察については過去記事参照。

 

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レッズでの活躍

正直なところ、プレーを観たことがある人の方が少ないと思う。

 

ユースから熱心に彼を追いかけていたような人でなければ。

 

レッズでの出場は、2021シーズンのルヴァンカップグループリーグのみ。

 

横浜FC相手に、浦和の最終兵器、杉本選手のゴールをアシストしていた。

 

が、リーグ戦での出番はなかったことから、DAZNで観戦する機会もなく、彼のプレーをしっかりは観ていない。

 

更に、期限付き移籍先のSC相模原でも2試合の出場。

 

また、更にカテゴリーJFLまで下げた高知ユナイテッドでさえ、出場はゼロ。

 

高知ユナイテッドでは、大怪我をしてしまったという側面はあるが…。

 

カテゴリーを下げても出場機会がないのでは、残念ながらレンタルバックがなくてもやむなし。

 

プレー機会自体がないので、次のチームが決まるかも正直不明瞭だとは思うが、レッズ、高知ユナイテッドでのコメントは努めて明るく振る舞っている。

 

まだ21歳と若く、可能性は無限大だ。

 

早く次のチームが決まることを祈って。

 

プレー動画

なし

 

データ出典元

 

【新加入選手考察】「高いパス精度は健在」武田英寿選手が水戸ホーリーホックへの育成型期限付き移籍から復帰

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今度は期限付き移籍選手の復帰。

 

水戸ホーリーホックから復帰の武田選手。

 

 

基本情報

  • 選手名:武田 英寿(タケダ ヒデトシ)
  • 生年月日:2001年9月15日
  • 年齢:22歳
  • 出身地:宮城県
  • ポジション:MF

 

経歴・出場成績

出場成績_2023シーズン

出場成績_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約78分

通算1試合当たり平均出場時間:約59分

シーズン平均先発出場試合数:約17試合

シーズン平均先発出場試合数(期限付き移籍期間中):約25試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

経歴・加入時・期限付き移籍時の考察については過去記事参照。

 

↓過去記事はコチラ↓

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レッズ加入後の約1シーズン半は出場機会に恵まれなかったが、期限付き移籍後はそれが増加。

 

直近では平均出場時間78分と、レギュラーポジションを奪取。

 

水戸(と琉球と大宮)で得た自信と経験を糧に、レッズでのポジション争いに挑む。

 

プレースタイル・特徴

出場ポジション_2023シーズン

プレースタイル指標_武田 英寿

プレースタイル指標_武田 英寿vs岩尾 憲

チャンスビルディングポイント_武田 英寿vs岩尾 憲

 

水戸では当初2列目を担っていたものの、途中からポジションを一つ下げて3列目になったということらしく。

 

選手比較は彼同様にパスに特長がある岩尾選手に。

 

J1とJ2でカテゴリーが異なるため、一概に比較はできないということは前提として。

 

まずアシストの9という数字は目を引くところ。

 

直接ゴールを陥れられるわけではないかもしれないが、そのひとつ前のパス精度が非常に高いということがわかる。

 

ポジションを下げたことで、あまり相手のプレスに晒されずに余裕をもってパスを出せるにようになったことから、アシスト数が増えたのかな?

 

まぁ、レッズではその先のシュートが決まらないという現象があったわけなので、フットボール本部が獲得を目指す、「得点王争いのできるストライカー」は引き続き必要になってくるんだけど。

 

攻撃面では岩尾選手に引けを取らないが、一方で守備面は若干劣る模様。

 

新監督が守備面をどこまで求めるかによるが、一般的には最近のサッカーにおいては中盤・前線の選手であろうが、守備を求められる。

 

そこで一定以上の強度が保てないようであれば厳しいかもしれない。

 

獲得の意図・求められる役割

  • 長期的戦力確保
  • 期限付き移籍選手の成長度見極め

 

この約2シーズン半の武者修行は、武田選手の出場機会を確保し、彼の成長に繋げることが狙いであった。

 

であれば言うまでもなく、彼を復帰させたのは、この経験を基に彼がどの程度成長をしたかを手元に戻して見極めることが狙いであると言える。

 

武田選手は来シーズンまだ23歳と若いため、彼がチームのレギュラー格に成長するということであれば、チームの若返りもすすむことになり、長期的戦力確保にもなり得る。

 

海外移籍の懸念はあるけどね…笑

 

ただ、高卒入団とは言え、来シーズンプロ5年目というのは、サッカー界では既に若手とは言い難い年齢に差し掛かってきている。

 

彼も不退転の覚悟で来シーズンに臨むはずだ。

 

来シーズンのレッズで4-3-3のフォーメーションを採用するとして、彼のポジションは中盤の3のどこか。

 

3がどういう並びになるのかはわからないが、逆三角形となった場合、中盤の底の1枠はスウェーデン代表のグスタフソン選手(後日考察記事をアップ予定)や岩尾選手・安居選手が争うと仮定すると。

 

武田選手はその前の2枠を小泉選手や伊藤選手らと争うことになるか。

 

プレー動画


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データ出典元

 

【新加入選手考察】「適切な守備対応が持ち味か」井上黎生人選手が京都サンガF.C.より完全移籍加入

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新加入選手考察第3弾。

 

京都サンガF.C.から加入の井上選手について。

 

 

基本情報

  • 選手名:井上 黎生人(イノウエ リキト)
  • 生年月日:1997年3月9日
  • 年齢:26歳
  • 出身地:島根県
  • ポジション:DF(CB)

 

経歴・出場成績

出場成績_2023シーズン

出場成績_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約82分

通算1試合当たり平均出場時間:約82分

シーズン平均先発出場試合数:約25試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

プロ入りは鹿児島実業高校から、J3のガイナーレ鳥取へ高卒で入団。

 

その後、鳥取で6シーズンを過ごした後、J2の岡山へステップアップ。

 

岡山でも1シーズンを通して試合に出場し、J1の京都にステップアップと、J3からのし上がってきた。

 

2015~2017シーズンは出場機会にはあまり恵まれなかったが、2018シーズン以降は、所属クラブにおいてレギュラーポジションを確保していることが見て取れる。

 

プレースタイル・特徴

出場ポジション_2023シーズン

プレースタイル指標_井上 黎生人

プレースタイル指標_井上 黎生人vsアレクサンダー ショルツ

チャンスビルディングポイント_井上 黎生人vsアレクサンダー ショルツ

 

これまでの成績を観察すると、CBでありながら、警告が少ない。

 

2021シーズンの岡山時代に3枚警告を貰っているが、それ以外のシーズンは全て1枚以下。

 

退場は1回もない。

 

警告を受ける・退場する=相手に対して後手に回ったタックルを見舞っているということなので、それが少ないということは、適切なポジショニングや対人対応をしているということ。

 

これは非常に好印象。

 

続いてSoccer D.B.によれば、出場時は主に右CBであったため、レッズで右CBを主に務めたショルツ選手と比較。

 

身長180㎝でありながら、空中戦はそこまで弱くなさそうで、守備の数値もそこそこ。

 

プレーをしっかり見ていないので何とも言えないが、守備で穴を開けるような選手ではなさそう。

 

獲得の意図・求められる役割

  • バックアッパーの拡充
  • 長期的戦力確保

 

とは言え、佐藤選手と同様に、ショルツ選手・マリウス選手の牙城を崩すのは容易ではないため、獲得の意図は上記2点か。

 

佐藤選手よりも出場経験が豊富であり、守備の経験値も積んでいることから、現状は佐藤選手より一歩前の位置にいるように感じる。

 

プレー動画


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データ出典元

 

【新加入選手考察】「明大産のエアバトラー」ガンバ大阪より佐藤瑶太選手が完全移籍加入

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新加入選手考察第2弾。

 

ガンバ大阪から加入の佐藤選手について。

 

 

基本情報

  • 選手名:佐藤 瑶太(サトウ ヨウタ)
  • 生年月日:1998年9月10日
  •  年齢:25歳
  • 出身地:東京都
  • ポジション:DF(CB)

 

経歴・出場成績

出場成績_2023シーズン

出場成績_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約73分

通算1試合あたり平均出場時間:約73分

シーズン平均先発出場試合数:約10試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

駒澤大学高校から明治大学に進学し、ガンバ大阪へ加入の経歴。

 

CBというポジション柄、平均出場時間は長いものの、シーズン平均先発出場試合数は約10試合と、これまでのシーズンを通じてレギュラーの地位を確立した経験はないようだ。

 

プレースタイル・特徴

出場ポジション_2023シーズン

 

プレー機会が少ないためか、プレースタイル指標がない。

 

チャンスビルディングポイントでもあまりプレースタイルを推し量れないため、本人のコメント、また動画や某掲示板で目にした評価をまとめると、概ね以下の通り。

 

  1. ヘディングが強い。滞空時間が長く、跳ね返すヘディングは勿論、セットプレーで得点を狙える。
  2. ビルドアップには改善の余地あり。
  3. スピードに難あり。裏を取られると厳しい。

 

獲得の意図・求められる役割

  • バックアッパーの拡充
  • 長期的戦力確保
  • ポテンシャル枠

 

石原選手の記事でも書いたが、レッズの守備陣は強固であることから、絶対的選手が存在しているポジションが複数。

 

CBもそれにあたる。

 

ショルツ選手とマリウス選手はリーグ最少失点、またAFCチャンピオンズリーグ制覇の実績があり、余程のことがなければ彼らの地位は揺らがない。

 

また、他のポジションとは異なり、CBは運動量がそこまで必要ではないため、あまり負傷の心配がない。

 

彼ら自身も怪我がちの体質ではなく、そこからポジションを奪い取るのは酒井選手以上に至難の業。

 

よって、現時点での立ち位置はバックアッパー。

 

まずはベンチの枠を争うことになるか。

 

そして、ショルツ選手・マリウス選手の不在時、また最悪のケースとして移籍流出時に備え、虎視眈々と牙を磨くこと。

 

彼らの働きぶりからして、欧州リーグはさすがにないと思うが、中東リーグのクラブから目を点けられていることは十二分に考えられる。

 

資金力で中東リーグのクラブに勝てる道理はなく、好条件を提示されれば、そちらを選択しても何ら不思議ではない。

 

彼や同じく新加入の井上選手の力が必要になる時は必ず来るはず。

 

安心と信頼の明治大学産として、腐らず地道に頑張ってほしい。

 

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【新加入選手考察】「手薄となっていた右SBの戦力補強」石原広教選手が湘南ベルマーレより完全移籍加入

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ご無沙汰しております。

 

シーズン中盤頃から、勝利する試合の展開がだいたい同じ(前半はスコアレス⇒後半にショルツ選手のPKかカンテ選手の一発に懸ける)ことから、ブログをサボっておりました。

 

結局、ブログを書けたのは20試合くらいかな。

 

来シーズンこそは全試合達成したいなぁ笑

 

さて、シーズンも終了し、選手の移籍が活発になる時期に。

 

まずは、移籍加入第1号となる、石原選手から。

 

 

基本情報

  • 選手名:石原 広教(イシハラ ヒロカズ)
  • 生年月日:1999年2月26日
  • 年齢:24歳
  • 出身地:神奈川県
  • ポジション:DF(右SB)

 

経歴・出場成績

出場成績_2023シーズン

出場成績_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約70分

通算1試合あたり平均出場時間:約78分

シーズン平均先発出場試合数:約22試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

プロ入りは湘南下部組織からの昇格。

 

湘南一筋かと思っていたけど、福岡への移籍を経験していたのは意外だった。

 

プロ入り7年間で既に試合出場数176は立派な数字。

 

また、平均出場時間も通算、直近シーズンでも概ね70分~80分と、途中出場ではなくスタメン出場が多かったことが伺え、湘南・福岡で主力を張り続けたということは間違いないだろう。

 

プレースタイル・特徴

出場ポジション_2023シーズン

プレースタイル指標:石原 広教

プレースタイル指標:石原 広教vs酒井 宏樹

チャンスビルディングポイント:石原 広教vs酒井 宏樹

 

同ポジションとなるであろう、酒井選手との比較。

 

身長が違いすぎるので、空中戦の強さはしょうがないとして笑

 

チャンス創出力は意外と石原選手の方がいい。

 

酒井選手も最近は以前のような高速クロスを見せられていないしな…。

 

守備も思ったより悪くないかも。

 

個人的には一昨シーズン、横浜FCに在籍していた頃の松尾選手にパスカットされてそのままゴールを陥れられたイメージが強くて笑

 

ただ、最後の動画にあるように、少なくとも走れる選手であることは間違いない様子。

 

苦しい時間帯にチームを助けてくれそう。

 

獲得の意図・求められる役割

  • バックアッパーの拡充
  • 長期的戦力確保

 

彼のポジションは右SBと思われ、そこには既に酒井選手が主力として君臨している。

 

今シーズン、酒井選手が負傷等のコンディション不良以外の理由でスタメンを外れたことは恐らくなく、絶対的ポジションを確立していると言える。

 

そんな中で石原選手を獲得した意図としては、まずバックアッパーの拡充。

 

酒井選手は負傷で離脱することがしばしばあり、その際に起用されたのは明本選手・荻原選手・大畑選手・関根選手など。

 

ただ明本選手・荻原選手・大畑選手は左利きでポジションは主に左SB、関根選手は本来2列目の選手で、身長も170㎝に満たないなど、明らかに本来のパフォーマンスを発揮しにくい。

 

また、絶対的地位を確立している酒井選手がいることで、他クラブのレギュラー格は中々移籍してこない…というジレンマ。

 

そんな中で石原選手は、湘南の主力選手として既に200試合に迫る出場を重ねてきており、実績も十分。

 

酒井選手の牙城を崩すのは簡単ではないが、酒井選手不在時の穴を埋める存在としては、最適なのではなかろうか。

 

そして第二に、長期的戦力確保。

 

酒井選手は来シーズン34歳になる。

 

サッカー選手の選手生命は徐々に伸びつつあるとは言えど、SBは上下動が最も激しく、体力の消耗、筋肉への負担も大きい。

 

また、来シーズンも共に闘ってくれることは確定しているものの、どうやら悩みに悩んだ末の結論であったようであり、レッズに骨をうずめるという意思は今のところない様子。

 

であれば、酒井選手がいる内に、次世代の戦力を見込んでおかなければならない。

 

石原選手は来シーズンプロ入り8年目となるが、高卒のため現在まだ24歳と若い。

 

これからのレッズを担っていける年齢だ。

 

将来的には、明治大学の稲垣選手(浦和レッズユース出身・現在大学1年生)に期待しているんだけど、彼が帰還する頃には、石原選手がレッズの右SBのレギュラーを張っていることが理想かな?

 

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【試合レビュー】【DAZN観戦】「痺れた!」リーグ戦第28節*ガンバ大阪戦(○3-1)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:ガンバ大阪戦



久しぶりにDAZNでしっかり観戦。

 

ここまでのシーズンでレギュラーで出場しており、現在怪我で離脱しているのは、大久保選手・明本選手あたりか。

 

ベンチにFW3名を入れる必勝態勢でAWAYガンバ戦に臨む。

 

[前半]

ガンバ宇佐美選手のFKも、カンテ選手の振り向きざまシュートも、どちらも見事。

 

西川選手は防げないこともなかったように見えたが、手前でバウンドするキックを選択した宇佐美選手も見事と言える。

 

一方、同点ゴールのカンテ選手も、伊藤選手のクロスを冷静にトラップから、相手を見極めて振り向きざまシュート。

 

相手DFに当たって、ガンバGKの東口選手の逆を突く幸運もあったが、チーム得点王・エースの力を見せつけた。

 

[後半]

開始早々にカンテ選手が一発退場のアクシデント。

 

個人的には、問題となるシーンの直前に、ガンバのファールを取っても良いプレーが複数あったように思うが…。

 

その結果、両チームがヒートアップし、いらぬ警告・退場に繋がってしまったわけだし。

 

得にレッズは、同点ゴールを記録した、現時点でエースのカンテ選手を失う結果に。

 

ただ今日は、スコルジャ監督の采配が冴えた。

 

関根選手・小泉選手に代えて髙橋選手・リンセン選手を投入すると、両名がゴールのズバリ采配。

 

リンセン選手・岩尾選手・伊藤選手の頑張りによってボールを運ぶと、伊藤選手のクロスボールに反対から走り込んだ髙橋選手が頭で合わせる。

 

これがゴールに吸い込まれ、1人少ないレッズが逆転に成功する。

 

その後、ガンバの攻撃を凌ぎつつ反撃の機会を伺うと、ガンバのビルドアップのミスを突き、安居選手のスルーパスに抜け出したリンセン選手がナイスシュートを沈めて何とレッズに追加点。

 

そのまま2点差を保ち、レッズが勝利を収めた。

 

[試合ハイライト]


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